烏野高校バレー部から必要とされなくなった少女 【ハイキュー！！】

第24話 ページ25

Aside



田「お邪魔しまーす！」



元気よく挨拶をする龍。こりゃあ話す時ヤバくなりそう



貴「どうぞ」



田「お兄さんは？」



貴「あー、2階の岩泉兄妹の部屋って書いてある部屋にいると思う。先上がってて、飲み物持っていくから」



田「おう」



私もお兄ちゃんもジュースを飲む派ではないので家にはお茶と水しかない



お茶と水さえあればジュースなんて要らないし



お茶をお盆に載せて慎重に階段を上る



落とさないように。慎重に



ん？フラグ立ったって？そんなもん私には関係ないね



ほら、無事に上り終わったし



貴「龍、お待たせ」



田「おう！」



岩「A、部活は？」



お兄ちゃんも痛いとこついてくるわぁ…流石阿吽コンビ



貴「うーん…まぁちょっとあって」



とにかく徹くん来るまで待たなきゃ



田「俺から説明するっす！」



貴「いや、龍、徹くん待たなきゃ」



田「あ？俺は早く言っちまいたいんだよ！」



あーあ。こりゃもう曲げないね



貴「……はぁ…お好きにどうぞ」



田「Aのお兄さん。Aは今バレー部からの信頼がなくなってきてます。いや、正直な所…」



龍が心配そうな顔で私を見てくる



貴「いいよ龍。真実を言っちゃって。私あの人達にどう思われてようがどうでもいいから」



田「…そうか。正直な所、俺以外の奴らはAを軽蔑してるっす。一年の高嶋南って言う奴のせいで」

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