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休憩 ページ2

3人目の自称天女が埋まっている場所は森の奥だった、遠いなおい。←

『まだ遠いしここら辺で一旦休憩しよう』
「はい」

ちょうど木陰になっている場所に腰を下ろし魂入りのロリポップを口に入れる。美味しいけど…物足りない。

先程見つけた天女の魂が入っている青い水晶玉を出して眺める。美味そうだなぁ…。

「…Aさん、よだれよだれ」
『おっと…』

しまった、また出ていたか。はしたないって?仕方ないでしょ!?こっちはもう1ヶ月くらい魂食べてないんだからさぁ!!(逆ギレ←

紛らわせるためにロリポップを2〜3本出して口に入れてバリバリ噛み砕く。

その様子を土井はじっと見つめて話しかけてきた。

「…不思議な人ですね、あなたは」
『それどういう意味?貶してる?』

なんか不愉快なんだけど。

「話を聞いてると思いますが我々は天女様に何度も苦しめられ、信用などしていませんでした。下級生たちだけで無く、上級生にも辛い思いをさせてしまった」
『…あのさ、それならなんで自称天女が落ちてくる度に保護したのさ。サクッと殺せばよかったのに』

そう言うと土井は眉を下げて苦笑いをした。

「そうもいかないんです、天女様たちは私達の情報を細かく知っていた、そのまま野放しにしていれば誰かに利用される恐れもありましたから」
『ふぅーん…』

確かに秘密を知ってる奴らをプラプラと放置しておくにはいかないか、それは納得。

『でもだからと言って私が君たちに媚び売るなんて吐き気を催すよ、何百年も生きている身としては年下のガキ共なんかに興味ないし』
「そ、そうですか…」
『あ、そういえば君この前食堂のおばちゃんに練り物残さないように怒られてたよね?大人なんだから子供のいる前で残さないでよ、情けない』

あの練り物作る職人にもおばちゃんにも申し訳ねぇだろ、廃棄する方のことも考えろっつーの。←

「す…すみません…頑張ります…」
『分かればよろしい』

3人目→←【番外編】好物



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おじいちゃんパンチ - オモシロォ (3月24日 18時) (レス) @page3 id: 14d47f2dfd (このIDを非表示/違反報告)
澄香 - 続編おめでとうございます!これからも応援してます! (3月9日 2時) (レス) @page1 id: 04a294b2d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おにぎりムシャア | 作成日時:2024年3月7日 7時

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