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ともside
ライブが始まった。
ステージで歌って踊る彼女は何よりも、誰よりも
輝いていた。
眩しかった。
うん。
やっぱり釣り合わねぇな。
釣り合う男になれそうにもねぇな。
一方通行で終わるな。
期待なんかとっとと捨てよう。
無駄だ。
そんなことを考えていたら目が合った。
俺を見つけた途端口角を上げてくれた彼女。
好きじゃなくなれるなら
むしろ嫌いになれるなら
どれだけ楽なんだろう。
やっぱり好きなんだよな。
心から。
今までだって彼女がいたことはあった。
でも
こんなに人を好きになったことがない。
やっぱり大好きなんだな。よく分かった。
ライブが終わり握手会の列に並んだ。
列の進むスピード的にも結構話せるみたいだな。
ガッツポーズしてしまうほど嬉しかった。
叶わなくてもいいから自分の気持ちには
素直でいよう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
すみません。
作者、愛に飢えてまして。
大好きな人に好きと言われまくりたいんです。
すみませんね。()
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作者名：花乃 | 作成日時：2020年2月2日 1時
