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掛かってきたぁーっ！
「ははははははははいっ！？」
『うるせぇ』
怒られたっ。
だってずっと待ってたからっつい！
「ごめんなさっ」
『着いた。何処にいる？迎えに来い』
「着……？迎え……？」
まさか……！？
『無名街正面』
無名街正面っ。
そっちに向くと1台の車のライトが見えた。
来て……くれた？
会いたいって言ったから？
そんなのっっ。
『帰るぞ』
「わぁあ！？行きます！今行きます！すぐ！」
"おまっ、日向かぁ！？何しに来やがった！？"
ユウ！？
ユウに見つかった！？
わぁあっ、急げ急げ急げーーっ。
あたしは電話をそのまま立ち上が
「のぁーっっ！？」
ここが何処だか忘れてたーーっ！！
またしても落ちそうになるあたし。
『うるせぇ』
"Aっ！？Aかっ！？"
ユウに呼び掛けられるも、鉄骨の上で落ちないようにバランスをとりまくってる今、返事が出来ない。
そしてなんとか落ちずにすんで走り出すこと、それから30秒後。
"来たか、日向"
次に電話から聞こえてきたのは、部屋に帰ったはずのスモーキーの声だった。
そしてショートカットしまくって無名街正面に着いたのは2分後。
そこに居たのは、日向さんとスモーキーとユウ。
本当に居た。
日向さんだ……。
赤い法被に下駄のいつもの姿。
髪がちょっとボサボサだけど、不機嫌そうな表情は変わらず。
あっでも……。
目の下の隈が……いつもより濃い……。
眠れていないのかな……？
『なんだその顔は』
「へ？」
『俺に会いたかったんだろ？』
「ほぁっ！？」
「ハァ！？」
ニヤッと笑う日向さん。
スモーキーの横で日向さんを睨んでいたユウがその言葉に反応した……けど次の瞬間。
「どっ！？」
日向さんが大きな段ボール箱をユウに向かって放り投げた。
なんとかそれを受け止めたユウはその中身を見て首を傾げる。
「ユウ？」
あたしとスモーキーもその中を覗き込んだ。
その中には大っっ量のカップラーメンなどが入っていた。
『夜食にでも食え』
どうやら差し入れらしい。
ルードボーイズ皆の分。
日向さん……。
「おおーっ！サンキューな！日向！！」
丁度腹減ってたんだと、現金なユウは満面の笑みで日向さんにお礼を言う。
さっきまで日向さんを睨んでたのに。
そしてスモーキーを見る。
いいか？と。
「夜警の奴らと食べろ」
お許しがでた。
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千(プロフ) - めっこさんこちらこそ楽しみに待ってますのでよろしくお願いいたします。遅くに大変失礼しました。コメントありがとうございます。凄く嬉しいです。 (2020年2月24日 0時) (
レス) id: f66918ad6e (このIDを非表示/違反報告)
めっこ(プロフ) - 千様！ありがとう、本当にありがとうございます！読んで頂けるの嬉しい！お待たせするときもありますが、自分のペースで書かせて頂きますね。よろしくお願いします！ (2020年2月23日 23時) (レス) id: ee0d4ae05a (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - めっこさん本当に読んでいて続き凄く楽しみでいます。スランプに陥ってしまう時ありますが無理せずに自分のペースで書いて下さいね。いつでも大丈夫ですので待ってます。焦らずゆっくり続き書いて下さい。色々と失礼しました。 (2020年2月23日 23時) (レス) id: f66918ad6e (このIDを非表示/違反報告)
めっこ(プロフ) - １,kokko様！コメントありがとうございます！スランプだったりと書けない時もありますが、頑張ります！こちらこそこれからもどうかよろしくお願いします！ (2020年2月23日 23時) (レス) id: ee0d4ae05a (このIDを非表示/違反報告)
1,kokko(プロフ) - めっこさん、いつも読んでいます。毎回続きが楽しみです。コメント書くのは初めてですが、これからも楽しみにしています。今からワクワクです！これからも無理の無いようよろしくお願いします。 (2020年2月23日 22時) (レス) id: 49248ed8de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めっこ | 作成日時：2020年1月10日 15時
