夢と空【金城碧海】 (ページ8)

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今日最後の講義が終わり、各々帰る支度をする

｢今日の講義面白かった｣

｢まじ？俺めっちゃ寝た｣

｢翔也、お前と違って祥生はまじめなんだよ｣

｢俺も今日は面白いと思った。汐恩もずっと寝てただろ｣

｢お前俺の事見すぎやろ！怪獣やん！｣

｢隣で突っ伏してればそりゃ分かるよ〜｣

祥生が呆れたようにつっこむ

ほわほわしてるわりに汐恩と翔也への鋭いツッコミをするのはかなりのギャップだと碧海は勝手に思っている

｢あー、そういえば、今日1つレポート課題出されたからやらな｣

｢え？！碧海それまじ？！｣

まじかよ聞いてねえ！と頭を抱える汐恩と、白い顔がさらに青白くなっていく翔也

｢ほんと、2人とも何しに大学来てんのさ｣

大学の中でプリンに似てると話題の祥生だが、言うことはプリンみたいに柔らかくないんだよなあ

｢俺と祥生は今日の講義聞いてたから、4人でレポートしようや｣

｢碧海が神様に見える、、｣

｢いつも寝坊して俺より遅くに来るのに今日は輝いてる、、｣

｢……汐恩抜きで3人で行こか｣

｢ごめんって｣