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定員さんが机にコーヒーの乗った皿を並べる。
「ごゆっくり。」
と礼をした定員さんに軽く頭を下げる。
コーヒーをちょっと口に運ぶと思っていた以上に熱くて、身体が反応した。
それを見て笑う淳太。
彼は優雅にコーヒーカップを口元に持っていき少し口にすると、はあ、とため息をついた。
それだけで絵になるものだから、彼は
とてもコーヒーが似合う男性だと思う。
私はようやく飲める温度になったコーヒーを口にする。
「.....苦い」
と机に置いてあった角砂糖を2つ掴んでチャポンとコーヒーの中に入れた。
水面にできる波に映っていた私の顔が歪む。
正面から彼の笑った声が聞こえる。
「ほら、ブラックはやめときって言ったのに。」
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作者名:あじゅ | 作成日時:2018年2月19日 21時