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意地悪く言うと、龍我が振り返ってこちらを睨みつけてくる。でも全然怖くない。むしろ涙目で凄い可愛いから、気にせず俺はキスをした。
舌を絡めながら龍我の自身を握る手を緩く上下に扱くと龍我の甘い吐息がキスの合間に零れていく。
「 あっ、ぁ……かあさし、もう、俺でるから……っ 」
『 いいよ、龍我。このままイって 』
「 っ…あっ！ 」
限界を訴えるから、俺は緩く動かしていた手を少し激しく動かして同時に龍我の弱い先端も指先でグリグリと刺激した。すると龍我の自身はビク、と脈打ってそのまま俺の手の中に射精した。
乱れた息を整えようとしてる龍我の頬に俺は優しくキスをした。
「 …なに、今日そんな足りてないの？ 」
落ち着いたのか龍我はこちらに寝返りをうって聞いてきた。
『 龍我が俺を無視するから 』
「 してないよ。寝てただけだよ 」
『 寝ないでよ。せっかく一緒にいるのに 』
むぅ、と頬を膨らませ拗ねた表情の愛嬌を見せると龍我はごめん、と優しく笑って俺の頬を撫でた。
『 …好きだよ、龍我。 』
「 ……うん 」
龍我を見つめて気持ちを伝えても頷くだけで答えてくれない。何度身体を重ねても、キスをしてもいつも同じだ。
『 俺だって龍我のこと好きだよ 』
もう1度、気持ちを伝えても龍我は困ったように笑うだけで。寝かしつかるように俺の背をポンポンと撫でる。
そうだよ、龍我。俺だって龍我が好きなんだよ。
子供をあやすようなそれが悔しくて、俺は起き上がると龍我の上に覆いかぶさって唇を奪った。
＿龍我は俺の先に誰を見てるの。
Fin
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全然更新出来てなくて申し訳ございません！！
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意地悪を許してね。 nsry→←優しさだけなら消し去って。 knry
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作者名：り x他1人 | 作成日時：2021年4月2日 5時
