特別な何かなんて ページ6
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亜嵐side
ほ「…この人なら大丈夫って初めて思えたの。
私を襲った人達とは違う、心の優しい人。」
亜「……ほのかちゃん、」
俺の目を見て、はっきりとそう言ってくれた
昨日とはまた違う…優しい顔
ほのかちゃんが摘むんでくれた次の言葉は
俺の心をまた、優しく、暖かく包んでくれた
ほ「…亜嵐くん、大好き、」
亜「……俺、最低だよ、?」
ほ「私が幸せにするからいいもん。」
亜「_っすぐに会いに来れないよ、?」
ほ「いい。私が沢山会いに行くから。」
亜「……ほのかちゃん、」
ほ「…亜嵐くん、私と付き合って?」
亜「……一生かけて、幸せにする、」
ほ「ふふ、してくれなきゃ困る」
そう言って、また優しく俺を抱き締めてくれた
…なんて俺は幸せ者なんだろう
好きな人から真っ直ぐに好きって言われて
キツく、でも優しく抱き締められる
そんな存在の人がいるだけでこんなにも心が温まるなんて
大切な物ってなんだろうってずっと思ってた
俺にはAしかなかった
お金も地位も何もかも必要なかった
Aさえいればなんでもよかった
ただ生きていてさえくれれば、なんでも。
でも、ほのかちゃんと出会ってからの数日間すげぇ幸せだった
初めてA以外の女の子に心を開けた
初めて、心から愛しいと思えた
…大切だと思えた
だからこそ、一生かけて幸せにしてあげたい
もう二度と誰かを傷付けないために
一度繋いだこの手を離さぬように
全身全霊かけて守っていくと誓うよ
だからほのかちゃん
亜「…一生離れんな、」
ほ「…当たり前だよ、絶対離れないから」
小さな手も、体も、全部俺のモノ
ただ傍にいてくれるだけでいい
俺の隣でずっと笑ってて
特別な何かなんて求めないから
ほのかちゃんの笑顔が見れるなら
俺はなんだってするよ
俺の腕の中で泣きながら微笑んでるほのかちゃん
亜「ほのか、って呼んでいい?」
ほ「_っ呼び捨てはドキドキするからだめ、」
亜「_っ可愛すぎ、こっち見て?」
ほ「やあだ、っ、ん…」
俺の腕の中から ぴょこっと 見つめてきた
その顔が可愛すぎて、愛しくて、、
思わずキスしちゃったら、顔真っ赤にして
俺の胸に寄り添ってきた
…ほんとに男に免疫ないんだなあ、
いちいちこんな反応されたら、俺の体が持たねぇ
ほのかの全部、俺色に染めたくなるし
なんなら今すぐにでも染めたい
俺でいっぱいにしたい
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さくらんぼ(プロフ) - ®?さん» お返事遅くなりすいません!期待に添えるように書いていくつもりですが、、笑 いい感じにその期待を裏切っていくかも知れませんよ??笑 これからも読んでくださると嬉しいです!! (2018年10月3日 19時) (レス) id: 883f9fddcc (このIDを非表示/違反報告)
®?(プロフ) - 翔吾くんオチ希望だったので今の感じが嬉しいです(;_;) (2018年9月23日 22時) (レス) id: 9064d531a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくらんぼ | 作成日時:2018年9月22日 21時