検索窓
今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:7,536 hit

特別な何かなんて ページ6

.



亜嵐side




ほ「…この人なら大丈夫って初めて思えたの。
私を襲った人達とは違う、心の優しい人。」


亜「……ほのかちゃん、」




俺の目を見て、はっきりとそう言ってくれた
昨日とはまた違う…優しい顔
ほのかちゃんが摘むんでくれた次の言葉は
俺の心をまた、優しく、暖かく包んでくれた




ほ「…亜嵐くん、大好き、」


亜「……俺、最低だよ、?」


ほ「私が幸せにするからいいもん。」


亜「_っすぐに会いに来れないよ、?」


ほ「いい。私が沢山会いに行くから。」


亜「……ほのかちゃん、」


ほ「…亜嵐くん、私と付き合って?」


亜「……一生かけて、幸せにする、」


ほ「ふふ、してくれなきゃ困る」




そう言って、また優しく俺を抱き締めてくれた

…なんて俺は幸せ者なんだろう
好きな人から真っ直ぐに好きって言われて
キツく、でも優しく抱き締められる
そんな存在の人がいるだけでこんなにも心が温まるなんて





大切な物ってなんだろうってずっと思ってた
俺にはAしかなかった
お金も地位も何もかも必要なかった
Aさえいればなんでもよかった
ただ生きていてさえくれれば、なんでも。


でも、ほのかちゃんと出会ってからの数日間すげぇ幸せだった
初めてA以外の女の子に心を開けた
初めて、心から愛しいと思えた

…大切だと思えた
だからこそ、一生かけて幸せにしてあげたい
もう二度と誰かを傷付けないために
一度繋いだこの手を離さぬように
全身全霊かけて守っていくと誓うよ



だからほのかちゃん




亜「…一生離れんな、」


ほ「…当たり前だよ、絶対離れないから」




小さな手も、体も、全部俺のモノ
ただ傍にいてくれるだけでいい
俺の隣でずっと笑ってて
特別な何かなんて求めないから

ほのかちゃんの笑顔が見れるなら
俺はなんだってするよ


俺の腕の中で泣きながら微笑んでるほのかちゃん




亜「ほのか、って呼んでいい?」


ほ「_っ呼び捨てはドキドキするからだめ、」


亜「_っ可愛すぎ、こっち見て?」


ほ「やあだ、っ、ん…」




俺の腕の中から ぴょこっと 見つめてきた
その顔が可愛すぎて、愛しくて、、
思わずキスしちゃったら、顔真っ赤にして
俺の胸に寄り添ってきた

…ほんとに男に免疫ないんだなあ、
いちいちこんな反応されたら、俺の体が持たねぇ


ほのかの全部、俺色に染めたくなるし
なんなら今すぐにでも染めたい
俺でいっぱいにしたい





.

俺の選択は→←ただ優しく



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:小森隼 , 岩谷翔吾
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さくらんぼ(プロフ) - ®?さん» お返事遅くなりすいません!期待に添えるように書いていくつもりですが、、笑 いい感じにその期待を裏切っていくかも知れませんよ??笑 これからも読んでくださると嬉しいです!! (2018年10月3日 19時) (レス) id: 883f9fddcc (このIDを非表示/違反報告)
®?(プロフ) - 翔吾くんオチ希望だったので今の感じが嬉しいです(;_;) (2018年9月23日 22時) (レス) id: 9064d531a4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくらんぼ | 作成日時:2018年9月22日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。