第32話 ページ32
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その日の夜、目的もなくぶらぶらと外を歩いた
携帯と煙草を持って
前にもこんなことあったな、、、
あの時も全部がめんどくさくなった
煙草を一本咥えて火をつける
煙の行方を追っていると三日月が見えた
あの番号に電話をかける
「 もしもし 」
あ『 あ、もしもし 』
「 、、、ねえ、」
あ 『 ん？ 』
「 あきらもいつか離れていっちゃう？」
『 、、、どしたん？ 』
「 私が悪い子だからみんなどっか行っちゃうの？ 我儘なのかな？しっかりしなきゃダメなの？ずっとこのままじゃダメ？
変わらなきゃいけないの？」
『 俺は、、、悪いことしたら俺が怒ってあげるし、楽しいことは共有したいし、Aちゃんのどんな部分知っても離れるつもりはないで？ 』
「 、、、あきらは今幸せ？やりたいことして生きて。」
『 うん、そやなあ。後悔した時も辞めたくなった時もあったけど、今自分が生きてきた人生に満足してる。』
私は、どうすればいいんだろう
『 Aちゃんのやりたいことは？ 』
「 、、、 」
『 好きなことは？ 』
「 、、、寝ること、本を読むこと、
猫と遊ぶこと、美味しいものを食べること、
ピアノを弾くこと、」
ぽつりぽつりと話す私に優しく相槌を打ってくれる
『 ピアノ、、 』
「 ん？ 」
『 俺もやってたで。Aちゃん、先生とかやってそう。』
ピアノの先生、、、
私が先生になるなんて考えたことなかった
「 先生、」
『 うん。視野に入れてみてもいいんじゃない？ 』
「 うん、そうだね 」
『 まあなんかあればいつでも俺に頼ったらいいよ。』
「 ふふ、ありがと。」
『 寝れそう？ 』
「 うん。」
心配かけないように静かに家へ向かう
『 この後飲みに行くからうるさいと思うけど、、、切る？』
「 うん。いきなりごめんね。」
『 うんん。じゃ、また 』
「 ん、また。」
次は、いつ会えるんだろう
"また" はいつかな
とりあえず、音楽の先生に相談しよう
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続く (更新停止中)
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さあや - このお話大好きなので続き全力待機してます！！ (2019年12月14日 18時) (
レス) id: 7e8017de48 (このIDを非表示/違反報告)
霙(プロフ) - みずきさん» ありがとうございます。最近忙しくてなかなか更新できてないですがまた読んでいただけると嬉しいです！ (2018年9月11日 19時) (レス) id: 98c394580d (このIDを非表示/違反報告)
みずき - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年9月7日 23時) (レス) id: d8092865a8 (このIDを非表示/違反報告)
霙(プロフ) - かっちんさん» そんなことを言って頂いてすごく嬉しいです、、、是非また読んでください(;_;) (2018年8月29日 19時) (レス) id: 98c394580d (このIDを非表示/違反報告)
かっちん(プロフ) - めちゃくちゃ好きです、、、このお話、、読みやすいしドキドキするし、こんなの初めてです、、、 (2018年8月28日 0時) (レス) id: 5bbb56740d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霙 | 作成日時：2018年8月21日 21時
