chapter:28 ページ29
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side エイジ.
「これって、酔ってただけなのかなぁ…」
逃げるように帰っていったAを見送った後、玄関で携帯を開く。
『アバンティーズのそらちぃと女の人が抱き合ってた！しかも同じマンションに入って行ったんだけど付き合ってるのかな…』
物凄い数のRT・いいねの付いたそのツイートをもう1度見る。
普通に考えたら、同窓会終わりの酔ってるそらをAが介抱しているところ。
だけど別に、この2人が付き合っていたところで何ら違和感はないし、ありえる話だ。
付き合ってたとしてもなかったとしても、こんな風にツイートされてるのはまずいから何とかしないといけないけど…
それにしても、あのツイートを見てから何だかモヤモヤする。
そらがAと付き合ってるかもしれないから？それとも、Aがそらと付き合ってるかもしれないから？スキャンダルで荒れているから？
1つの可能性を考えた後、少しショックを受けたのはどうしてなのか。
ガシガシと頭をかいてから、そらを揺さぶる。取り敢えずこいつを起こそう。
「おーいそら、起きて」
しかし、中々起きないそらにイラッとする。
「起きろよ…」
と小さく呟いた声の後、うーんと伸びをしながらそらが目を覚ます。
「頭いてぇ…ってえいちゃん、何どうしたの…」
「おはよう。起きたて早々にごめんけど、これどうする？」
「おはよう、うん…？」
眉間と額に皺を寄せながら俺の提示する携帯の画面に近付くそら。
ツイート内容を一通り読んだのだろうか、少し間が空いてから焦った顔になっていく。
「は…？いや、これ俺…？」
しかし、理解が出来ないといった様子で固まるそらにまたイライラする。
お前が起こした問題だろ…
「お前とAが付き合ってるって噂出てんの。どうすんの？俺んとこにもすごいリプ来てたから多分お前の携帯やばいと思うけど」
「まじかよ、介抱してもらってただけなのに…」
ポケットの中から携帯を取り出すなり青ざめていくそら。
きっとリプなり何なりで色んな人から問い詰められているんだろう。
「やべぇじゃん…」
はぁ…とため息をついてそらは再び目を閉じる。
「どうしたもんかなぁ…」
これからどうするかを迷っている間にも、どんどんとファンからの反応は増えていく。
鳴り止まない通知音が鬱陶しかった。
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エイカ - お話の感想ではないことを書き込んでしまいすみません…。 (2018年3月28日 18時) (
レス) id: 7eb5523693 (このIDを非表示/違反報告)
エイカ - お久しぶりです！今回のお話もとてもよかったです！えいちゃんと夢主ちゃんが会ってとても嬉しいです！笑続きがとても気になります…！更新頑張ってください！話が変わりますが3/25にファンミに行きました！初めて近くでアバンティーズを見れてとても嬉しかったです♪ (2018年3月28日 18時) (レス) id: 7eb5523693 (このIDを非表示/違反報告)
雨城(プロフ) - とんでもないです！そして、ありがとうございます。エイジさんをたくさん登場させたいと思いながらも字数制限に負け、あまり書けなくて…たくさん登場させられるように頑張ります！ (2018年2月6日 9時) (レス) id: e39777545c (このIDを非表示/違反報告)
エイカ - 雨城さん» アドバイスありがとうございます。あと、今回のお話もとても面白かったです。今までえいちゃんがあまり出てこなかったので楽しく読まさせていただきました。 (2018年2月5日 19時) (レス) id: 7eb5523693 (このIDを非表示/違反報告)
雨城(プロフ) - エイカさん» 字数制限があるので、あまり詳しいアドバイスができずすみません。私でよければいつでも質問していただければ答えさせていただきます。エイカさんもお話の更新、頑張ってください！ (2018年1月17日 0時) (レス) id: e39777545c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨城 | 作成日時：2017年12月19日 23時
