ロボ ページ9
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「ｳｯｯｯｻ………」
「ご、ごめんな！？？！大丈夫！？？」
「ﾗﾀﾞｵｸﾝで慣れてるから……まぁ……」
「あっ…(察し)」
耳ｲﾀｲ…と泣きそうな声を絞り出す緑君。すいません可愛いです。
まあそれは置いといて。
グルッペンがあれだけハッキリ『心配していない』なら平気だろうな。いうて城周辺の数人のオッサン捕まえればええだけだし、なんならゾム1人でもなんとかなりそう。秘書さんはゾムが調子乗ってめちゃくちゃせんように投与する抑制剤みたいなもんやな。たぶん。
「で、や。まあこのド深夜……最早明朝やな。今から出発したら、着くのは昼頃やろか」
「…ｳﾝ。…昼はちょっと人目につくｹﾄﾞ仕方ﾅｲ。ﾎｯﾄｸ方ｶﾞｷｹﾝ。
ゾムｻﾝ達が準備できたタイミングで、合図して同時にアジト組と城下組を奇襲。オレ達は敵に連絡を取らせないように拘束して、無線機を奪って偽の情報を流す。偵察組がアジトに戻ってきたところを潰す。この時ゾムｻﾝ達には警察とオレの指揮してる軍団を指揮してもらって、後片付け」
「ん、ばっちりやな。ここからアジトまでは近いし、無線機繋げながらゾム達の到着を待つだけか」
「………交代で仮眠ﾄﾗﾅｲ？？ｿﾛｿﾛ死ぬよ」
「…せやな！！」
倒れ込んだまま力なく目を閉じる緑君。俺は徹夜続きでもわりと平気やったけど、緑君は結構しんどかったんかもしれない。気づかず付き合わせてしまった。すまん！
緑君を俺の部屋に連れて行って寝室に案内すると、ベッドに倒れ込んだかと思ったらすぐに寝息が聞こえてきた。4時間ずつくらいは眠れそうやな。
…緑君の実年齢は知らんけど、こんな若い子を何日も仕事させて、犯罪にならんやろか…。
音を立てないよう寝室から出て、エナジードリンクを煽る。眠くてテロリストに殺されました、なんて洒落にならない。
無線機をヘッドフォンに繋げ、グルッペンに送る報告書を記入した。
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ちきん(プロフ) - wtが好きなのでいつ出てくるのかワクワクして読んでます！世界観に引き込まれて、何度も読み返してしまいます！気長に更新をお待ちしていますね！ (2020年4月25日 18時) (
レス) id: 02b3f961aa (このIDを非表示/違反報告)
布巾(プロフ) - エラさん» 世界観しっかりしてますか！？ガバガバすぎないかな〜とビクビクしながら書いていたので安心しました…ありがとうございます！更新してきます！ (2020年4月4日 16時) (レス) id: b4ad646e52 (このIDを非表示/違反報告)
エラ(プロフ) - しっかりとした世界感と各キャラの思考や行動がとても分かりやすくて読んでてワクワクしました。さらなる更新を心待ちにしてます！めっちゃ楽しみです。 (2020年3月15日 23時) (レス) id: 6451d1bf62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：布巾 | 作成日時：2019年9月2日 7時
