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放課後、マキちゃんと約束通り
体育館に向かう
そこには異様に群がる女子たち
「なにあれ…」
『ビビるでしょ?あれ北人先輩目当て』
「うっそ全部!?」
『あなたの北ちゃんモテるのよ〜?』
からかうように笑ったマキちゃんと
唖然の私
女子の群れの隙間から体育館を除くと
練習中のバスケ部がシュート練をしている
北ちゃんが動くたびにキャーキャー騒ぐ女子に
少し嫉妬の感情が芽生えた
周りにいた女子が私を見てコソコソと喋っている
「北人先輩の…」
「あ、あの人北人の…」
それを見ていたマキちゃんが
『ね?Aの北ちゃん目当てでしょ』
うんざりしたように周りの女子を見渡して言った
北ちゃんの人気具合もだけど、
1日でここまで付き合ってる事が広まることにさらにびっくりした。
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ぬう(プロフ) - はなぶーさん» そう言ってもらえて嬉しいです…!大好きな北ちゃんを心を鬼にして星にした想いが報われます…!! (2020年1月29日 15時) (レス) id: 2f09ca37fa (このIDを非表示/違反報告)
はなぶー(プロフ) - 最後らへん涙で文字がにじんで読めなかった………とっても感動するお話をありがとう! (2020年1月27日 17時) (レス) id: 5a79669a19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年6月12日 1時