26.Hokuto side ページ26
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『A!!』
昼休憩に入ってすぐ、2階のギャラリー席で見ていたAの元に急いだ
「北ちゃん!お疲れ様〜!」
横にいた友達がペコっと俺に頭を下げ、コンビニに行くと言うといなくなった
『あの子にお礼言う事沢山ありそう…』
「ん?北ちゃんなんかいった?」
『いや、何でもない』
俺のワガママを聞いて弁当を作ってきてくれたA
『1人でやったの?』
「うん!」
にっこり笑って頷くAが作った弁当は
さすがおばさんの娘なだけあって
おばさんがつくる飯の味に似てた
昼休憩が終わる頃戻ってきたAの友達
『あ、ねぇ!』
俺が突然声をかけたから、びっくりした顔の友達と、A
『いつもAのそばにいてくれてありがとう』
これだけで俺の言いたいことは伝わっただろうか?
なんて思ったけど、にこりと微笑んだ友達は
これ以上何も言わなくてもわかってくれそうだった
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ぬう(プロフ) - はなぶーさん» そう言ってもらえて嬉しいです…!大好きな北ちゃんを心を鬼にして星にした想いが報われます…!! (2020年1月29日 15時) (レス) id: 2f09ca37fa (このIDを非表示/違反報告)
はなぶー(プロフ) - 最後らへん涙で文字がにじんで読めなかった………とっても感動するお話をありがとう! (2020年1月27日 17時) (レス) id: 5a79669a19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年6月12日 1時