今日:131 hit、昨日:13 hit、合計:170,715 hit
小｜中｜大
3. ページ3
.
「ご馳走様でした！」
食器を片付けて自分の部屋に戻ろうとすると
いつもはお父さんとテレビを見るはずの北ちゃんがなぜか私に付いてくる
「北ちゃん？なに？」
『久々にAの部屋いこっかなーって』
「えっ？あぁ、いいよ？」
珍しい出来事に鼓動が早まるのを感じた
部屋に入ると、小さなクッションを膝の上に抱えて地べたに座る北ちゃん
私は少し離れたベッドに腰掛けスマホをいじる
『…ねぇ』
口を開いた北ちゃんから
「なぁに〜？」
『A彼氏いないの？』
突然の問いかけ
「うん、いないよ？」
だって北ちゃんが好きなんだもん
そんなことは言わないけれど
『…俺のこと好き？』
「えっ！？」
急な質問に声が裏返った
『好き？』
立ち上がった北ちゃんは私の方に歩いてくる
なにも答えられずにただ北ちゃんを見つめた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 475人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぬう(プロフ) - はなぶーさん» そう言ってもらえて嬉しいです…！大好きな北ちゃんを心を鬼にして星にした想いが報われます…！！ (2020年1月29日 15時) (
レス) id: 2f09ca37fa (このIDを非表示/違反報告)
はなぶー(プロフ) - 最後らへん涙で文字がにじんで読めなかった………とっても感動するお話をありがとう！ (2020年1月27日 17時) (レス) id: 5a79669a19 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぬう
| 作成日時：2019年6月12日 1時
