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ご飯も食べてお風呂も入った夜10時
北ちゃんからの連絡はまだない
何時からいくんだろ…
そう思いながらベッドに転がったら
そのまま眠ってしまった
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チカチカと光るケータイに目を開けると
北ちゃんからの着信
「…あい」
『寝てたの?』
「うん…」
『やめとく?今日』
「んーん、いく…」
『じゃあ外にいるから出ておいで』
寝ぼけた状態で北ちゃんとの電話を切る
起き上がって部屋の時計を見ると
時刻は0時少し前
こんな時間に出て行ったら怒られるだろうから
こっそり音を立てないように玄関に向かう
『なにしてんの?』
後ろから聞こえた声にピクッと肩が震えた
振り向くと立っているお姉ちゃん
『どっかいくの?』
「ほ、北ちゃんと…星…」
『今から?』
「お父さんとお母さんに黙っててよぉ…」
『いーけど、補導されないようにね』
意外にもあっさり引き下がったお姉ちゃんは
自分の部屋に戻って行った
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ぬう(プロフ) - はなぶーさん» そう言ってもらえて嬉しいです…!大好きな北ちゃんを心を鬼にして星にした想いが報われます…!! (2020年1月29日 15時) (レス) id: 2f09ca37fa (このIDを非表示/違反報告)
はなぶー(プロフ) - 最後らへん涙で文字がにじんで読めなかった………とっても感動するお話をありがとう! (2020年1月27日 17時) (レス) id: 5a79669a19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年6月12日 1時