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大きなビルも、商業施設もない
街灯の少ないこの街は
夜になると星空に包まれる
「ただいまぁ!!」
平凡な生活を過ごす私には
大切なものが3つある
『おかえり〜先にお風呂入っておいで』
1つ目は家族
お父さんと、お母さんと、2歳上のお姉ちゃん
特別お金持ちとか、お姉ちゃんがモデルだとか
そんなんは一切ないごく普通の家だけど
この人たちがいないと私は存在しない。
2つ目はスマホ
これがないと私の生活は成り立たないと言っても過言じゃないだろう
そして、
母『ねぇA、北ちゃん呼んでおいで!ご飯一緒に食べよう!』
「うん!いってくる!」
私の家の隣にたつ一軒家
インターホンを鳴らせば顔を出す
『どした?』
「北ちゃん、ご飯食べよう?」
『おー行く』
3つ目は幼馴染の北ちゃん
1つ歳上の彼は小さい頃から毎日一緒にいた
北ちゃんの家は共働きであまり両親が家にいない
この春から高校生になった私は
北ちゃんが通う高校に入学した
私は物心ついた頃から北ちゃん大好きだったけど
北ちゃんはきっと私の事なんて妹程度にしか思ってないだろう
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ぬう(プロフ) - はなぶーさん» そう言ってもらえて嬉しいです…!大好きな北ちゃんを心を鬼にして星にした想いが報われます…!! (2020年1月29日 15時) (レス) id: 2f09ca37fa (このIDを非表示/違反報告)
はなぶー(プロフ) - 最後らへん涙で文字がにじんで読めなかった………とっても感動するお話をありがとう! (2020年1月27日 17時) (レス) id: 5a79669a19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年6月12日 1時