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岡村さん、山川さん、私の3人は
衣装に着替えたメンバーから順番に髪の毛とメイクを仕上げていく
壱「楽しかった?デート」
壱馬さんの前髪を固めている時に鏡ごしに目があった彼は微笑む
「楽しかったです!!」
笑顔を返せば、よかったねと笑う壱馬さん
壱「昨日の不機嫌さはどうなるかと思ったけど、よかったよかった〜」
立ち上がった壱馬さんは、んーっと伸びをすると撮影フロアに向かっていった
私昨日そんなに機嫌悪かったんだ…
社会人としてどうなのそれ…
ちょっと反省しながら今日は樹の隣にどんなに綺麗な女の人が来ても平常心で頑張ろうと心に決めた
昨日同様エキストラの女性が配置され
まず今日1発目に撮るのは、メンバーが1列で踊っているシーンから
真っ赤な衣装の壱馬さんを中心に並んだ彼ら
高いところから見下ろすように踊る私たちの手によってドレスアップされた彼らは、
自由時間効果なのか生き生きしていた
1発でOKを出してしまうあたり
彼らの実力を感じる
場所は変わって夜の暗闇の中、また黄色い照明に囲まれた場所に移動するシーン
ここでいきなりの監督からの指示は
『みんな手を繋いでエキストラをエスコートして』
…ついに来やがった
心の中で監督に悪態をつきながら樹を見た
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ぬう(プロフ) - 彩華さん» いつのまにか長編になってしまってるから読むの大変でしたよね!?最初から読んで頂けたなんて嬉しすぎます!!!頑張って樹君とイチャつきまくるので懲りずにお付き合いください(^^) (2019年7月30日 23時) (レス) id: 1bdd3ad000 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - 最初から一気に読んでしまいました!!もう発狂発狂発狂です(笑)いっちゃんかっこよすぎます〜!!!これからも更新楽しみに待ってます! (2019年7月29日 16時) (レス) id: 303c26c9ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年7月17日 14時