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耳を甘く噛む樹の息遣いは
ダイレクトに脳に響く
その甘い吐息にクラクラしてもっとほしいと体が叫ぶ
いつものように首筋に、胸元に降りてきた樹は
おきまりの場所に赤く印を残す
Tシャツの裾からスルッと入ってきた手は
いとも簡単に締め付けを取り除き、その膨らみを楽しむかのように撫でる
「樹っ…ここでっ?」
『うん、ここで』
そういった樹はニヤリと妖艶に笑っていた
そんなに広くないキッチンの壁際に寄せられた私は
立ったまま樹からの熱を受け入れる
砕けそうになる腰に添えられる樹の手すら熱い
「い…樹っ…も、だめ…」
崩れ落ちる私を抱きとめた樹は
そのままベッドルームに私を運び込む
そこから先、夜ご飯も後回しにナニをしていたかは察してほしい
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ぬう(プロフ) - kanoさん» 何度も嬉しいコメント下さりありがとうございます!! (2019年7月19日 13時) (レス) id: 6ebe771875 (このIDを非表示/違反報告)
kano(プロフ) - もう!最高です! (2019年7月7日 22時) (レス) id: 07e090ba1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年6月24日 19時