change 〜Another story 3〜

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何でだよ皆のAちゃんだよ！
なんて言う陸さんを無理矢理引き剥がした陣さんは

陣「ほらみろ樹怒ってるやん！」

無表情の樹を指差す

陣「俺怖くて振り向かれへんよ！？陸謝って！？」

陸「いっちゃんごめーん」

『次はないですよ…』


あぁ、いつものRAMPAGEだ

そう思った私は自然と笑みがこぼれる


ガチャ

開いた扉に振り向けば

翔吾「わ！Aちゃん！もう大丈夫なの？」

入ってきた翔吾さんがパタパタとこちらに走ってくる

「ご心配おかけしました！大丈夫です〜！」

にっこりピースを返せば

翔吾「よかったぁ！あ、髪型変えた？可愛い〜！」

そう言って私にギュッと抱き着くとピョンピョンはねる

陣「翔吾ぉぉ！お前もか！やめい！」

翔吾「陣さんおはようございまぁす！」

陣「おはよう翔吾。後ろみて？」

翔吾「お！いっちゃん！おっはよ〜！」

『おはようございます…』

陣「ちゃうやん翔吾、Aちゃんから離れな刺されんで？」

陸「俺も離れたんだから翔吾も離れなよ！」

陣「え、問題そこ？」

目の前で繰り広げられる会話に
幸せすら感じた

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