change 〜Another story 3〜

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「やっば…変な緊張感…」

退院してから3日自宅療養という形をとった私は
今日から職場に復帰する

傷跡はまだ生々しく残るものの
痛みはもうない

樹と降りた中目黒で変な緊張感を覚える私の手をギュッと一瞬だけ握りしめた樹は

『大丈夫、俺がいる』

優しく語りかける

ふわりと離れた手に残る樹の温もりを逃さないように握りしめて
スーッと軽く息を吸った

今日は雑誌の撮影と
午後からはbattle of tokyoのライブの顔合わせ

RAMPAGEの控え室を開けて樹と中に入ると
まだ陸さんと陣さんしかいなかった

陸「Aちゃん！！」

私を見て椅子からガタッと立ち上がった陸さんは小走りでこちらに向かってきた

そして私の両肩をガシッと掴むと

陸「怖かったよね、もう痛くない？大丈夫？」

畳み掛けるように問いかける

「り、陸さん！大丈夫です！」

笑って応えると

陸「よかったぁ…心配したよぉ！」

そう言ってガシッと私にハグをする

陣「りーく。樹の顔がえげつないことなってんで」

陸「あ、樹おはよう。」

樹「陸さんしばきますよ…」


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