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社長と樹が何かを話しているが
まったく内容が頭に入らない
社長室には所属アーティストのポスターや
資料が大量に並べられている
目線をキョロキョロ泳がせる私は
きっと向こうから見たら不審者だろう
社「町田さん」
呼ばれた名前に反応して、パッと顔を上げる
社「ようこそこの会社へ。藤原くんの彼女である事は知ってるよ。でも他のスタッフや世間にはまだバレないように。RAMPAGEは今からだから」
優しい声とは裏腹に少しトゲを含んだ言葉
「はい、かしこまりました」
そう返事をするので精一杯
社「ランペは今日雑誌だから、これから一緒に働くスタッフの仕事を見て帰ったらいいよ〜」
社長の言葉に はい とだけ返事をして
社長室を出た
「樹…って呼ばない方がいい?」
誰もいない廊下で樹に話しかける
彼は少し寂しそうに笑うと うん と頷いた
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年5月24日 1時