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32. ページ32

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『おい…』

山川さんの発言によって沸点に達した樹が
声を上げる

色々とやばい…どうしよう…
とにかく樹から離れてほしい…

樹は…私のっ…!!

「あのっ…」

バレたっていい。
樹から離れてください!と続けようとした私の手が
両側からギュッと握られた

壱馬さんと慎くんだ…

壱馬さんも慎くんも真っ直ぐに前を見ていて
一切目は合わない

それでも、大丈夫だから と言わんばかりに
私の手を握る力が強くなる2人

前を向いていた壱馬さんがチラッと横を見る
すると、

陸「んなわけないじゃん!」

いつもの明るさで冗談ぽく話し始めた陸さん

陸さんと目を合わせると、ふわっと優しく笑う

陸さんの後に陣さんや健太さんも喋り始めて
一瞬冷えた場の空気はあっという間に元どおりだった

慎「ハラハラさせないで下さいよぉ」

ホッとした顔の慎くんと

壱「よー耐えたな?」

お兄ちゃんが妹を褒めるようになだめてくれた壱馬さん。


私たちを守ってくれたメンバーに
心の中で最大級の感謝を込めて笑顔を作った

.

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設定タグ:THERAMPAGE , LDH , 藤原樹   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年5月24日 1時

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