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『おい…』
山川さんの発言によって沸点に達した樹が
声を上げる
色々とやばい…どうしよう…
とにかく樹から離れてほしい…
樹は…私のっ…!!
「あのっ…」
バレたっていい。
樹から離れてください!と続けようとした私の手が
両側からギュッと握られた
壱馬さんと慎くんだ…
壱馬さんも慎くんも真っ直ぐに前を見ていて
一切目は合わない
それでも、大丈夫だから と言わんばかりに
私の手を握る力が強くなる2人
前を向いていた壱馬さんがチラッと横を見る
すると、
陸「んなわけないじゃん!」
いつもの明るさで冗談ぽく話し始めた陸さん
陸さんと目を合わせると、ふわっと優しく笑う
陸さんの後に陣さんや健太さんも喋り始めて
一瞬冷えた場の空気はあっという間に元どおりだった
慎「ハラハラさせないで下さいよぉ」
ホッとした顔の慎くんと
壱「よー耐えたな?」
お兄ちゃんが妹を褒めるようになだめてくれた壱馬さん。
私たちを守ってくれたメンバーに
心の中で最大級の感謝を込めて笑顔を作った
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年5月24日 1時