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22.Itsuki side ページ22
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朝の様子とはまるで違って
楽しそうに今までの出来事を話すA
それを聞きながら、体を冷ます
聞く限りだいぶ前から廊下にいたらしい彼女は
鍛える様子なんてよくも飽きずに見ていられたなと思う。
そんなに俺が好き？
自惚れても仕方ないと思うくらい伝わってくる愛が嬉しい
それと同時に、メンバーとの事を楽しそうに話すAに嫉妬している自分がいる
「健太さんがね、」
『ねぇA』
「ん？なに？」
『えっ…あぁなんでもない』
話し続けるAの言葉を無意識に遮ってしまった自分に驚いた
なに急に？と笑いながらまた話し始めたAを見ながら
同じグループのメンバーにすら嫉妬する自分が怖くなったのは
誰にも言わないでおこう。
『俺シャワー浴びてくるけど、待っとく？』
「うん！一緒に帰ろう？」
微笑む彼女に締め付けられる胸をおさえて
俺はおとなしくシャワーを浴びにいった
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作者名：ぬう
| 作成日時：2019年5月24日 1時
