だから好きだっつってんじゃん from Anthem

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それでも、簡単に諦め切れるほどの想いじゃなかったらしい

女々しいけど俺は隼さんと同じポジションでAの中に居続ける事にした

俺にとってそれぐらい特別な想いだったんだ
簡単に消せそうもないことくらい初めからわかってた


玲「なんでいんだよクソガキ」

今日も朝から、玲於さんの冷たい視線を浴びる
でも大丈夫。

「玲於くんひどい。翔吾私にコレ持ってきてくれたんだもん、ね？」

翔「ね〜？」

Aが、『翔吾』って呼んでくれるだけでもう十分だから

翔「あ、紅白お疲れ様」

「ありがとー！翔吾もカウントダウンライブお疲れ様！！」

初めて出会った時は小学生の小さい女の子だったのに
今じゃドームでライブやって、年末は紅白にも出て

俺こんなに尊敬できて、好きになった女の子他にいないよ？


玲「早くランペの楽屋戻れ、いつまでイチャついてんだ」

「大人の嫉妬見苦しいよ」

玲「うっせぇ…」

相変わらず順調に交際を続ける2人を、俺は陰ながら見守りますよ



え？早く誰かいい人探せばって？


ざーんねん、俺決めたことは守るタイプなんです

ダンスばっかりしてても何も言わない人としか付き合わないって昔決めちゃったから



あ、あと…



"笑顔の眩しい女の子"って項目も追加で。


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All end

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