だから好きだっつってんじゃん from Anthem

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Reo side


裕「やりおったな〜玲於」

玲「だって泣いてたんだもん」

アンコールのVTRを流してる間、裏で待機する俺たち

男子高校生並みにギャーギャーいうメンバーと
真っ赤な顔で下向いて座ってるA

「皆ごめんなさい…」

隼「今日1会場沸いてたんですけど〜」

亜「ワンミリなんて非じゃなかったんですけど〜」

龍「好きだよって聞こえたんですけど〜」

メ「え！？そうなの！？俺そこまで聞こえなかった！」

涼「俺と龍友くん聞こえたね」

裕「公開告白やん」


茶化すだけ茶化して、笑うだけ笑う
そしたらスタッフさんが呼びにきて
3Aダンス踊るために、また舞台袖に集まる


裕「玲於とA抱き合って登場すればいいやん」

玲「裕太くんそれはふざけすぎじゃね？」

龍「手ぐらいやったら許したるわ！」

涼「いや誰よあなたは」

いやいいし！と声を上げるAの前に手を差し出す

もういいっしょ？今日で最終日だし
世間に俺とA順調ですよ〜ってアピールしても。ダメ？ダメなの？ダメだとしても俺やるけどね。

玲「繋がねえの？」

「何考えてんの！？」

玲「Aの事考えてるけど」

「そうじゃなくてっ…」

玲「もう舞台上がるよ？早く。」


躊躇った素振りを見せたAは、
ん〜と唸った後俺の手をやんわり握った

ほら、さっさと上がれよステージ。


ゆっくり登っていくステージ

頭から徐々に現れる俺たち

Aは俺の手を握ったまま下を向いていた

案の定、さっきみたいな歓声？悲鳴？が聞こえる

俯き加減に歩くAを定位置に置いてきて、
俺も自分の位置についた


そのまま踊った3Aダンス

Aは真っ赤な顔で踊ってて、2回フリ間違えました。


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