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玲「A〜」
ユサユサと体を揺さぶられて脳が起きる
でもまだ、体は起きたくないってさ。
玲於くんの腕を逃れるように寝返りをうとうとすると
ガッと掴まれた肩
玲「この前寝坊したろ。今日は許されねえよ?」
「はい…」
玲「コーヒー淹れたけど飲む?」
「うん…」
無理やり体を起こされて、ずるずるリビングまで引きずられる
「玲於くん起きんの早くない…?」
玲「誰のせいだと思ってんだよ」
ははっと笑いながら私用のマグにコーヒーを注いでくれる
「え〜私〜?」
玲「それ以外いねぇんだって。まじで俺Aのせいで体ボロボロよ?主に横腹」
「ごめんなさぁい」
2人でコーヒーを飲んで、ちょっとだけテレビを見て
それから私は
「じゃ、またあとで〜」
玲「二度寝すんなよ起こさねえからな!」
「わかってる〜」
玲於くんの部屋を出て、ゆったりと階段を降りながらワンフロア下の自分の部屋に戻る
あれは私が高校卒業する3ヶ月前の出来事
玲「4月からお前の家はここ。寮出たらここに引っ越すから」
「え、どこよ…」
玲「ここ。」
「これ玲於くんちじゃない?私同棲はしないって…」
玲「よく見て?1フロア下」
寮でたらどこに住もう?って、楽屋で眺めてたスーモ。
せっかくインストールしたアプリは、眺めるだけ眺めて役目を終えた
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ぬう(プロフ) - りなgさん» りなgさん何度もコメント頂きありがとうございました(^-^)応援本当にありがたかったです(TT)また懲りずにお付き合い頂けると嬉しいです!! (2020年1月10日 19時) (レス) id: 83f2221959 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - 完結おつかれさまです!2人の関係性がホントに好きでした!!まだまだラブラブな2人を見てたい気持ちもあります!次のお話も楽しみにしてます!(^^)! (2020年1月10日 19時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - りなgさん» ツンデレ感を追求しております。笑 (2020年1月5日 19時) (レス) id: 83f2221959 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - 玲於くんの優しさにキュンキュンします!! (2020年1月5日 1時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - りあさん» どうしようもないけど…寂しいですよね(TT) (2020年1月2日 14時) (レス) id: 83f2221959 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬう | 作成日時:2019年12月18日 23時