Anthem 6

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やっぱり私は、どれだけ走っても彼には追いつけないんだ

私より1つ、2つ先のことまで考えて
グループのことも考えて。

玲於くんと出会えてよかったと心から思える


玲「亜嵐くんそれ開けてよ」

亜「やけ食いする？」

玲「別に…」

パンパンにお菓子の詰まったレジ袋

メ「飲み物は〜？皆どれがいい〜？」

こうして始まった、涙 現場でのお菓子パーティー


玲「こっち」

自分の横へと私の腕をひっぱる玲於くん


メ「すっげー急にイチャイチャしだすね」

玲「もう我慢しなくていいんでしょ？」

メ「めちゃめちゃ開き直った」

玲於くんのひとつひとつの言動にキュンと胸が鳴る

隼「いいなぁ〜俺も彼女ほしいなぁ〜」

裕「ペットでも飼えば」

隼「えぇ〜ペット飼ったら婚期遅れるっていうし」

龍「女子か！」

隼「ほしくない？ねぇ？」

龍「胸が大きい子がいい」

涼「コラ」

8人皆でダラっと過ごす時間は好き

8人皆で踊ってる時も夢を追いかけてる感覚も好き

私の仲間たちは、いつでも賑やかで楽しくて
それでいて他人を思いやる素敵な人たち

亜嵐くんも、メンさんも

龍友くんも涼太くんも

はぁ君も先生も

そして隣ではにかむ玲於くんも

「大好きやわ…皆」

裕「皆とか言うたら玲於妬くで」

彼らとならどこまででも行けるなと思った日の夜

私の苦しかった初めての恋は報われた


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