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褒められてから、若干ふわふわしたこの空気感に耐えられなくなったのは私の方だった。
何か…話題になりそうなものを…
そう思って玲於くんの衣装を上から下まで見た
「サングラスかけるの？」
玲「ん、渡されたから。」
「えーいいな私もサングラスかけて踊ってみたい」
玲「まだあるんじゃない？後でメイクの時に言ってみなよ」
シンプルな黒のサングラスを首元に引っ掛けていた彼
そこにかけたまま踊ることはないだろうからと思い
聞いてみたら、やはりかけるのだと。
シンプルに憧れではある
先輩たちがサングラスをかけて踊るのはものすごくかっこいいから
でもそれは、ダンスで喜怒哀楽を表現できる人たちじゃないと。
まだ私みたいなお子ちゃまがサングラスをかけて踊るのは
表情を決める重要なポイントである目を隠されて中途半端なものになってしまう可能性がある
感情の見えない無機質な踊りは、見る人の心を動かすことは出来ない
だからまだ私には早いかも…
そう思いながらメイク終わりのボーカルに呼ばれて入れ替わるように鏡の前に向かった
今回は、外ハネにカチューシャでオールバック
「うわー新しい…」
そもそもオールバックなんてあんまりしないから新鮮だなと思いながら鏡を見ていたら
後ろのワゴンに置いてある小物の中に、玲於くんと同じサングラスを見つけた
「あれ誰かかけますか？」
スタイリストさんに聞いてみると、
『あれは予備だから、かけたかったらかけてもいいよ？』
と…。
あぁは考えたものの、サングラスへの憧れを捨てきれない私は
玲於くんと同じように首元にそれをひっかけてセットへと戻った
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美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月23日 12時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - ゆあさん» ありがとうございます！玲於ちゃんも主人公もこじらせちゃっとります！笑 (2019年9月22日 10時) (レス) id: de6c2eaaee (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - もどかしい感じがたまりません (2019年9月22日 3時) (レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう
| 作成日時：2019年9月21日 21時
