14.Reo side ページ14
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撮影前にあんなことがあったせいか
Aのことばかり目で追いかけてしまう俺
衣装をチェンジしてスタンバイする俺たちの元に
少し遅れてやってきたA
パーカーに細身のデニム
編み込みのおさげ頭になった彼女は
さっきまでの大人っぽい雰囲気とは違う
いつもの元気なAのイメージ
「さっきの衣装好きだったんだけどな〜」
うん、俺もあれ好きだった
隼「でもそれも可愛いよ？」
俺も思う。似合ってる
「そう？パーカーでかいんだけどサイズ間違えてない？衣装さん」
いや、その萌え袖が可愛いんじゃん
隼「わかってないな〜。その萌え袖がいいんだよ世の男たちは」
そう、隼よく言った。
2人の会話に入るわけでもなく
2人を少し離れたところから眺めて心の中で会話に参加する
なんとも言えない虚しい状況だけど
あの場に言って話に加わる勇気は俺にはねぇな。
裕「眺めてへんで近くいきゃぁいいのに」
玲「無理…」
裕「可愛い時は可愛いって言った方が喜ぶで？A」
そんなことわかってるんだけどさ…
そうもいかないんだよ…
玲「俺また、Aに好きって言わせちゃった…まだ応えらんないのに…」
裕「そっか…」
少し寂しそうに笑う裕太くん
裕「でも俺はいつでも2人の味方やから」
そう言った彼は、セットへ歩いて行ってしまった
裕太くんの言葉は嬉しいけど
そういうわけにもいかないよなぁ
たとえ事務所が恋愛禁止じゃなくたって、
複雑なファンも、離れていくファンもいるだろう
そうなった時に自分を責めるAは見たくないから
だからやっぱりまだ、待っててよ…
少し離れたところで隼と笑うAを眺めて
ついに隼にまで嫉妬しそうな自分に少し呆れた
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美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月23日 12時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - ゆあさん» ありがとうございます！玲於ちゃんも主人公もこじらせちゃっとります！笑 (2019年9月22日 10時) (レス) id: de6c2eaaee (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - もどかしい感じがたまりません (2019年9月22日 3時) (レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう
| 作成日時：2019年9月21日 21時
