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ようやく息が整い始めたころ、溢れ出すのは涙
「ごめんなさいっ…」
涼「ん？泣かなくていいよ」
玲於くんに抱きしめられたまま泣き始めてしまった私は、なんて迷惑をかけたんだろう
優しい涼太くんがティッシュで私の涙を拭いてくれている
今からアンコールで、お客さんも待ってるのに
早く着替えなくちゃいけないのに立ち上がろうにも力が入らない足に苛立つ
亜「…アンコールは俺らだけで出よう」
「…！？私も行くっ…」
亜「Aはここにいて？」
またボロボロ流れる涙
これはきっと、皆に迷惑をかけている罪悪感と悔し涙
私も行くとは言ったものの、立ち上がる事すら出来ない私は
この控え室で待っている他に選択肢は無いのだ
足引っ張って、私、役立たずでしかない
そう思うとどうしていいかわからなくて、悔しくて腹が立って力の入らない太ももに爪を立てた
玲「やめろ」
その手をパッと強い力で握った玲於くんは
そのまま 私を再びきつく、きつく抱きしめた
玲「皆わかってる、誰も責めたりしない。だからAも自分大切にして…」
耳元で優しく響く声に、また涙がこぼれた
玲「強がらなくていい、無理しないでいい、俺たちがいるから。」
そう言って私の頭を撫でる玲於くんに
まるで妹のように私の事を可愛がってくれる皆の優しい笑顔に
私は子供のように泣きじゃくった
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美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月23日 12時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - ゆあさん» ありがとうございます！玲於ちゃんも主人公もこじらせちゃっとります！笑 (2019年9月22日 10時) (レス) id: de6c2eaaee (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - もどかしい感じがたまりません (2019年9月22日 3時) (レス) id: 0eaf3d3c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬう
| 作成日時：2019年9月21日 21時
