Anthem 4 (ページ6)

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『はい、ありがとうございました～！』

ゆるくかかったカットに、ありがとうございましたと頭を下げる

裕「今日すごい生き生きしてたな」

「うん。髪の毛もお気に入りだし、皆と一緒に踊れるのってやっぱいいなって思った」

裕「それは皆同じ気持ちやで」

前を向いたまま話す先生も、すっきりしたような笑顔で笑っていた

そのまま楽屋に戻り、みんな衣装を脱ぎ捨てていく

龍「肉食いたい」

メ「お腹すいたね」

亜「みんなでご飯行こう？」

今日の仕事はこれで終わりだし、焼肉焼肉と騒ぐ龍友くんとメンさん

でも私は…

「ごめん、私今日帰ります」

隼「え！？A行かないの？」

「うん…なんか、疲れたかも。」

スタジオを出るくらいからなんだかボケっとする頭。
この感じは風邪か疲労か…

隼「大丈夫？」

心配そうに顔を覗き込むはぁ君に、多分疲れてるだけだからと返す

龍「焼肉今度にしよか。みんな早よ帰ろか」

微笑む龍友くんの優しさを感じる

「いや、皆で行ってきてええよ！気にせんとって」

涼太くんが、大丈夫？と頭を撫でると
ん？っと首をかしげた

涼「…A、頭熱くない…？」

「そんなことない。踊ったからやろ」

涼「いやでも…」

「大丈夫大丈夫！先帰るね！お疲れ様でした～」

みんなに心配かけてもと思い、速やかに楽屋を出た

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