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ベッドに沈む身体

上から私を見下ろす樹に手を伸ばせば
いつものように ふふっ と笑う

私の頬を撫で、触れるだけのキスをしたら


首に降りてきた唇


私の首を甘く噛みながら
樹の手は太ももを行き来する


焦れったくて腰をよじれば、また ふふっと笑った樹の手が上に進んだ

スルスルと器用に私が身につけているもの達を剥がしとって
身体中いたるところにキスをされた

首元と胸元に赤い印を付けた樹は
満足そうに微笑む

私はお返しと言わんばかりに
樹の鍛えられた身体をなぞり、首に吸いつき印を付けた


『俺仕事で脱ぐからみえるよ。いーの？』


そういってクスクス笑う樹に


「私の樹って…みんなに見せるの」

そう返せば、妖艶に笑った彼に
指だけでイかされた

頭が真っ白になる感覚がちょっと怖くて
ギュッと樹に抱きついたら
優しく抱きしめ返して頭を撫でてくれた

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何度絶頂を迎えたかわからない

何度目か迎えた後、入口に感じる樹の熱

繋がっていく2人の身体

ゆったりとお互いを感じ合うように進むその行為に
私はたまらない幸せを噛みしめるのだった。


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