君が頑張った証

３６ ページ37

大倉side

みなさんこんにちは。関ジャニの大倉です

なんかね、ちょっと凄い光景を見てしまって
唖然としてるなうです


とある櫻井翔くんのMCの音楽番組で
JUMPと隣の楽屋やったんよ

だから荒らしに行ったろ思って

楽屋に来てんやけど


伊野尾『ｺﾎｯ…ｺﾎｯ…ﾝｯ』


伊野尾くんがほんまちょっとだけ咳してんね。

ほんならみんなが一斉に寄ってきて


高木「ちょ、伊野尾くん大丈夫？」


知念「寒い？暑い？」


山田「ちょっと熱測ろうか」


八乙女「ほらパーカー着て」


有岡「しんどい？踊れる？」


『え、いや…大丈b』


薮「ちょっと俺スタッフさんに相談してくる」


『いや、大丈夫だから！』


山田「うわ！5度3分！やばいやばい！」


岡本「俺あったかい飲み物買ってくる！」


薮「とりあえず毛布かぶって！
クッションもその辺の誰か取って！

楽屋もっとあったかくするからな。」


伊野尾『あ…あのそれ平熱…』


有岡「俺が温めてあげるからね」


知念「ちょっと、大貴ずるい。そこどいて」


いや、伊野尾くんめっちゃ嫌がってるやん


中島「薬は？飲んだの？」


『あ、忘れてた』


山田「ほら〜だからじゃん」


『いや、別にそういうわけじゃ…』


有岡「ほら、早く飲んで！」


無理やり薬、口に突っ込まれて飲まされる伊野尾くん


『ｺﾞｯﾎｺﾞﾎ…』


ほら〜むせてやるやんか


薮「ちょっと、大ちゃん！雑！

まだいくつか残ってんじゃん。
俺が飲ませるから」


八乙女「いや、お前も雑だから」


高木「俺が…」


『いや、自分で飲むから』


岡本「いっぱい買ってきたよ

どれがいい？」


マッハの速さで岡本くんが戻ってきた

ってかそんないっぱい買ってきて
飲まれへんからさ


『紅茶』


薮「いや咳してんだからホットレモン飲んどけ」

紅茶選んだのに
またもや無理やりホットレモン飲まされてる


知念「どっか痛いところない？」


『大丈夫だから…』


薮「咳ひどかったら吸入するか？」


『ひどくないから…』


高木「ネブライザー…ネブライザー」


『しないからっ…』



JUMPちょっと伊野尾くんに過保護すぎん？




山田「終わったら病院行こうね」


中島「出番早くしてもらえないの？」


知念「今日家に人いる？
僕が行ってあげようか？」


有岡「ダンス負担かからないのに変えよう」


高木「しんどくなったら言うんだよ」


『はぁ…』



おつかれさまです


俺にはどうすることもできなくて
そっと楽屋を出た

．

３７→←３５

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す