君が頑張った証

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中島side


それから何事もなく終わりを迎えた24時間テレビ




ただ昼を過ぎたあたりからいのちゃんの熱が

8度後半まで上がってしまって




テレビに映ってない時は意識朦朧としていた




でもテレビに出ているときはそんなこと
感じさせないくらい頑張っていた






DAIGOさんがゴールして24時間テレビは終了






そこからインタビューみたいなのがあって




そこまでいのちゃんは完璧にこなした



だけど楽屋に入るとすぐに

ぐったりと俺の方に倒れこんできた





中島「よく頑張ったね…」







．








楽屋の裏口にはもう救急車が到着していて


それに乗っていのちゃんは病院へ行ってしまった




俺たちも後を追いかけて向かう




．





V6さんは
「今日はメンバーだけの方がいいだろ」
と気を利かせてくれ



三宅くんの

「お見舞い行くって言っといてね〜」

と
岡田くんの

「ねえ坂本くん明日がいいー」

という声とともに帰っていった






．




．





病室はいつもの一番端の1人部屋





1人部屋だけどなかなか大きくて


キッチンなんかも付いている







今はそんな事どうだっていいんだけど







今日は裏口から入った






俺らが到着した時にはもういのちゃんは付いていて




いろんな機械を付けて眠っていた




その姿は今さっきまでテレビに出ていた人だとは思えないほど苦しそうで




儚くって、目を離すと消えてしまいそうだった





だけど体は正直で

24時間、いやそれ以上寝ていない俺は



すぐに眠たくなって





．



薮「おやすみ」





という声を最後に眠りについた

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