ウチの愛され白米王子は体が弱いようで…

。 ページ17

伊野尾side




朝５時半



『いってきまぁーす！』




櫻井「ご近所に聞こえるから！！」





櫻井くんの朝は早い






なんでも今日は





バラエティ番組(ゲスト)が1本




アブナイ夜会





そしてNEWSZERO









忙しいのに俺の面倒見てくれて申し訳ないな




と改めて思う仕事の多さ








それにいつもはマネージャーさんが送り迎えしてくれるみたいなのに






今日は俺がいるから櫻井くんの車









助手席で櫻井くんが運転するのを見ながら






そんなことを考えていた






．




．



櫻井「じゃあ行ってくるな



部屋はあったかいけど

寝たりするならちゃんとブランケットかぶって




誰か来ても開けなかったらいいから」





局に入って10分


楽屋に入って5分






櫻井くんは自分の予定通りの時間に


きっちりと収録に向かった









．








と言っても俺には何もやることがない




楽屋で出来ることなんて限られている





だからと言って

先輩の仕事に連れてきてもらっているのに


外で何かに巻き込まれてもいけないから



楽屋から出ることはしない方がいいだろう






さて、どうする…








ｺﾝｺﾝ



ドアのノックの音が聞こえてすぐ



ｶﾞﾁｬ




勝手に誰かが入ってきた





待って、誰かが来た場合は開けなかったらいいんでしょ？



違うじゃん、


勝手に入ってきてる場合はどうしたらいいんですか！！！






城島「あれ？君Hey!Say!JUMPのこやんね？」



まさかのTOKIOの御三方



山口「リーダー、伊野尾くん」



『お、おはようございます。』



城島「どうしたん？」



こっちが聞きたいですよ！



国分「あ！俺らと一緒で挨拶に来たんじゃない？」



挨拶…なら朝起きてすぐしました



山口「櫻井いないよな


どうする？時間ねーし帰る？」



国分「この子に俺ら来たって言っといてもらおうよ

まだここにいる？」



『あ、はい。います。

言っときます。』






大先輩のいきなりの登場にびっくりしたけど



まあお2人に名前覚えてもらったからいいや




．

。→←。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す