夜のリビング ページ6
みぃちゃんside
由依、莉乃、里英、友美はもう寝室に行った。
まだ寝室の方から声が聞こえてくるから、
寝てはなさそうだけど。(笑)
──ガチャ､､､
優 ｢ あれ､､､みんなは､､､？｣
み ｢ あー優子。洗面終わった？
子どもたちなら先に寝室に行ったよ。｣
才 ｢ もーお姉ちゃんたちも寝ようかなー・・・｣
佐 ｢ トイレ行ってこようー。｣
敦 ｢ 私、もう少し仕事してから寝るから、
みんなもう寝るなら消灯しておくよ？｣
麻 ｢ 私もやることがあるからまだ起きてるけど。｣
優 ｢ ふーん。大人組は自由だねー。｣
み ｢ 優子も今日は疲れただろうから、
遅くならないうちに布団に入って寝なね。｣
優 ｢ ちょっとまだあっちゃん見ると怖いもん､､､
ドクドクする・・・(汗)｣
胸を抑えながらあっちゃんを見て喋る優子。
トラウマは中々消えそうにないようだね。(苦笑)
敦 ｢ もう来なくていいように、
歯磨きを徹底的に頑張るんでしょ？｣
優 ｢ しっっっかりやったもん。｣
敦 ｢ その心意気がいつまで続くかなー。(笑)｣
麻 ｢ 敦子、そんなにからかわないの。
せっかく敦子と喋るようになったんだから。｣
み ｢ 案外すんなり仲直りしてたけどね。(笑)｣
敦 ｢ 喧嘩したんだっけ？私たち。(笑)｣
優 ｢ 許したつもりないもん｡｡｡おやすみ｡｡｡｣
み ｢ あーっ、優子。｣
優 ｢ うん？｣
み ｢ お薬ちゃんと飲んだ？｣
優 ｢ え、なんの???
いつものならちゃんと飲んでるけど・・・(汗)｣
み ｢ ちゃんと飲んでるならいいや。｣
優 ｢ うん､､､｣
み ｢ 持病の為にもちゃんとかかさず飲んどいてよ。｣
優 ｢ 分かってるよ。｣
ガチャンっ､､､って強めにドアを閉めて出てった優子。
この前まではこっちから催促しないと飲まなかった薬。
最近は何も言わなくても飲んでくれてるっぽい。
み ｢ 成長かなー・・・｣
麻 ｢ 何の話？｣
み ｢ 優子にいつも心臓の薬を飲ませてるじゃん。｣
麻 ｢ 検診の度に処方してるやつでしょ？｣
み ｢ それ。最近は自ら飲んでるみたいだから。｣
敦 ｢ みぃちゃんにビビってるんだよ。(笑)｣
麻 ｢ そうかもね。飲まないで怒るみなみは狂気だから。(笑)｣
み ｢ え､､､あっちゃんには言われたくない。なんでだろ。(汗)｣
お母さんは紛れもなく心が黒い。ドス黒い。
だからイジられるのも意味深に笑われるのも慣れたけど。
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作者名：優菜 | 作成日時：2024年1月10日 19時
