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「なぁ 、今日の1時間目なんだっけ?」
「悪夢の数学」
「そう思ってるんお前だけやで 、しかもどうせ寝るやろ(笑)」
別のクラスである光啓と別れて 、中途半端に同じクラスの隆弘と真司郎と教室へ向かう 。
「にっしーおはよー!♩」
「しんちゃーん 、新作のチョコ買ったよ♩ 一緒に食べよ !」
教室に入った途端 、同じクラスの女子が わんさか隆弘と真司郎の元へやってくる 。
うん 、モテるんだよ 。こんな2人でも (え)
「すいませーん 、通りまっせ〜」
その群衆を抜けるように女子の間を割って通る 。
「うわ 、A逃げたで」
「Aー 、愛するダーリンを置いて逃げるのかい⁉」
「煩い変態たらこ唇」
わーきゃー騒がれる女子の群衆の中心で 埋もれる真司郎と隆弘を置いて 自分の席に座る 。
私の席は窓際の一番前 。
グラウンドが見渡せるため 、他のクラスが体育してる時とかぼーっと眺めてる 。
「もー 、置いて行かなくたってよかったじゃん !」
ぷく と可愛らしいと思ってるのか分からないけど 、ほっぺを膨らませながら私の隣の席に腰掛ける隆弘 。
席替えという運命は恐ろしい 、何でこいつの隣なんだろうと思う 。
噂では 隆弘が変わってくれ!と裏で泣きながら頼み込んだとかどうとか ()
そして 真司郎は真ん中の列の真ん中あたりの席 。
よくあそこから私が白目むいてるとか分かるよなぁと思う ()
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作者名:h | 作成日時:2016年5月9日 0時