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その気持ちはあまりにも突然で、いつの間にか傍にいた。
ただ気がついたら目で追っていて、私の特技はどこにいても貴方を見つけられること、になった。
今も。
校長先生の話を真剣に聞いてるフリして耳にイヤホンをつけて、おまけにあくひなんかしちゃって。
『……猫みたい』
森「……校長が？」
『ばっ、そんなわけないでしょ！』
森「ちょ、おま声大きいって、！」
・
ジ「それで2人呼び出されて怒られてたんだ？笑」
『笑い事じゃないから』
森「いや俺完全に巻き添いだからね？俺の方が可哀想だから！」
『そもそも慎太郎が変な事言うからでしょ？』
森「いや変なこと言ったのお前だろ」
『いやあれは先輩が……あ、』
いつものしょうもない言い合いをしながら食堂に向かうと、私の特技は発揮された。
金色の柔らかそうな髪が太陽にあたってきらきらと輝き、白い肌と相まってまるで絵画の中の天使のようだ。
なんて考えていたら隣から伝わる温度でなんだか嫌な予感がする。
ジ「こーちぃ！！！」
『ちょ、』
高「ん？あ、森川さんたちじゃん」
予感が的中し、溜息をひとつついて隣を見るけど、そんな私の視線にも気づかないくらいに�眞論菁擇謀Ｉ佞韻淵献Д掘次�
…なんで私がキューピット側なわけ。
高「3人今来たとこ？席確保してる？」
森「やーもう全然今来たとこ。こーち達は？」
高「俺らちょうど5人がけのテーブルにしたし来る？」
『、え』
森「まじ？！やっぱ持つべきもんはこーちだわ！」
高「んだよそれ笑」
ジ「俺こーちの隣ね〜」
会話の進むテンポのよさに物理的にも置いていかれた私と呑気に席決めなんてしてる3人。
……3人？
京「3人で食べなくてよかったの？」
『、もはやお邪魔じゃないですか…？』
京「…別に」
『別に……』
京「食べるもんは？決まってんの？」
『や、まだ今日のメニュー見れてなくて……』
京「そ。あいつらあそこでなんかやってるし先見に行く？」
『っ、はい！』
・
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作者名：野良猫 | 作成日時：2023年6月26日 12時
