Flower road.

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負けてしまった俺がいたチームはバツゲームを受けることになった。

その中でもダメな人が買い出しへ行かなければならなかった

どう考えても俺だし、一番若手だから行かざるを得なかった






勝ったチームへのコーヒーはもちろん食べ物お菓子など購入
財布など一切もらわなかったため自腹。



カメラマンさん一人に俺一人という組み合わせで買い物


だから怪我していた足が痛むことも言えるわけないし
付き合わされているカメラさんに申し訳なく思った






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「ただいま戻りました」

廊下でスタッフさんに挨拶すれば大丈夫だった？と優しい言葉を投げかけてくださり

うわべだったとしても嬉しかった









「はい、じゃぁ、帰ってきたテインさんは下に座ってください」


勝ったチームは椅子に座ることができ、負けたチームは床に座るというルールみたいだ

ほんの気持ち程度に引かれたビニールシートに座っている先輩方の隣に俺も腰を下ろした。





「っ、」

「おい、テイン足痛むんじゃないか？」

「ヒョンなんで、」

「やっぱり、ひっかかったなw すいません！テインは買い物行ってきてくれたんで椅子でお願いします！」



仲良くなった芸歴の長いヒョンがスタッフさんに言って椅子を用意してくださった


でも


「あー！なに一人だけズルしてるんですか？バツゲームはしっかり受けてください
ということでテインさんは正座してもらいます」

「ちょ、！テインは足が」

「足がなに？バツゲームはバツゲームだよ？」

「だからって怪我してるのに」






「自業自得でしょ？」







「っ、」

「ヒョン、ありがとうございます、僕は大丈夫なんで」









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そうやって収録が終わるまで正座して過ごしたからかな
もう痛めた方の足の感覚がなくなっていた



収録が終わり、まだ残っている出演者の方に挨拶しにいけば
スングァンくん、芸歴の長いヒョンはなぜか謝ってきてスングァンくんなんて泣いてしまった



司会者にも挨拶しにいけば


「今日はありがとうエセ韓国人と」


最後、俺にとってきつい一言を残して帰って行った。









あぁ、俺がこんな扱いをされたのは純韓国人じゃないからなのか



これは俺が死ぬまで背負わなければならない問題なんだと改めて感じた









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