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ここであってるはず
タクシーで到着した場所は幼い頃住んでいた場所
一軒家沿いにある一つの家
表札を見れば両親と弟
そして俺の名前まで載っていた
引っ越してはないんだね
呼び鈴を押すか押さないか、、
押さないと誰も出てこないし、入ることさえできない
深呼吸して…
何があっても大丈夫。
呼び鈴を一回押せば雑音が聞こえてマイクが繋がった
「はーい、」
「っ、」
「どちら様ですか？」
「…オンマ、俺、」
「……テイン！？テインなの！？」
「っうん、テイン」
「ちょ、っまって、すぐそっち行くわ」
マイクが切れて家の門が開けば懐かしい景色が広がっていた
幼い頃乗っていたブランコも未だにある
玄関が開けば、俺が幼い頃見てきた姿と変わらない母が走ってきた
美しいままの姿
「っ、テイナっ、、大きくなったわね」
「7年以上たったから…」
「もう、帰ってくるなら連絡してっ！」
「ごめん、」
「っ本当に、大きくなって、オンマ涙が止まらないわっ、、」
オンマの目からは涙が溢れていて、その原因は俺で
親孝行もできてない悪い息子だな
「オンマ…」
「なあに？」
「今まで、帰ってこなくてごめんなさい。」
「っ、」
「ごめんなさいっ、、
会いたかったけどっ、会えない時間が長すぎて、どう接したらいいか、わかんなくてっ…
オンマっ…、」
「テイナ」
「ん、」
「テイナはオンマとアッパの最初の家族
会えなくて寂しかったわよ？でも、テレビに出てるあなたを見てれば頑張ってるのが本当に伝わるし、第二の家族を大切にしているのも伝わってる。
テイナのことだから甘えれなくて遠慮しているんじゃないかって。
謝るのはオンマの方よ。本当にごめんなさい。」
「違っ、オンマは、」
「弟が2人できて遠慮して甘えられなかったと思うし、まだ幼いのに夢に向かって頑張る息子の側にいることができなかった。テイナが私たちとどう接したらいいか分からないって言ってもおかしくないの。」
「っ、」
「弟たちも大きくなったのよ、だから、遅いけれど、今からでもいいから、テイナが甘えたいだけオンマやアッパに甘えてほしい。これがほしい、あれが食べたい、なんでもいいからっ、
そうやって気軽に接してほしいっ、遅いかな…？」
「…遅くないっ、」
「んっ、よかった」
「オンマありがとうっ…」
「うん、お帰りなさい、愛する息子」
「ただいまっ…」
いつの間にかオンマを包み込めるほど俺は大きくなっていた。
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キム(プロフ) - ○さん» コメントありがとうございますTT更新が本当に遅くて申し訳ないと思うばかりです…。まだどれぐらい続くかわかりませんが、完結するまで宜しくお願い致します！ (2020年8月15日 23時) (
レス) id: dd11077a9f (このIDを非表示/違反報告)
○(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます！これからも応援してます！ (2020年8月15日 12時) (レス) id: af9d4a9a25 (このIDを非表示/違反報告)
キム(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございますTT 私の作品の初コメリン様、覚えさせていただきました(^^) 更新遅くて本当に申し訳ありません（ ; ; ） (2020年4月15日 0時) (レス) id: dd11077a9f (このIDを非表示/違反報告)
リン - 続きが気になって夜しか眠れません。更新楽しみに待ってます！ (2020年4月14日 21時) (レス) id: e3d225ddc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キム | 作成日時：2019年9月30日 3時
