【ハイキュー】初恋の味【西谷夕】

24話 ページ26

貴「ひぁぁぁぁぁあ！？！？！？」

？「うぁあ！？」



勢い良く振り返ると

そこには目をまんまるくした西谷先輩がいた


貴「に、西谷先輩!?急にやめてくださいよ…(＠_＠;)」

西谷「お、俺もビビった…」


貴「…」

西谷「…」


「「………」」




ち、沈黙が辛い…！(泣)



3日ぶりの会話だし、あんな事もあったせいで
ちょっと気まずい…(_ _;)




西谷「…」


貴「…」




西谷「あ、あのさ」




先に口を開いたのは西谷先輩だった



貴「はい…？」

西谷「この前の事なんだけど」




ﾄﾞｷｯ…



やっぱり、そうだよね…



西谷「帰り道に手繋いだ事、軽率だったって反省してる。本当にごめん。」

貴「え…」



そんな、西谷先輩が悪いんじゃない



貴「それは私が繋ぎたいって言ったから…」

西谷「その前に、俺がAの手を握ったから。だからあれは俺のせいだ…。俺、同性とか異性とかあんまり気にしないであーゆー事よくやっちゃうから…。嫌な思いさせて、本当にごめん」

貴「そんな…!!西谷先輩が謝ることじゃ…それに嫌な思いって…そんなのしてないです！」


西谷「ありがとな…。あ、でも温めてやりたかったのは本当だ！Aに、まだ繋いでたいって言われて繋いだのも、ただ手を温めてやりたかっただけで、それ以外は何も思ってないから、下心もクソもないから、安心しろ！(ﾆｯ」





ｽﾞｷﾝ…




貴「そう…ですか…」

西谷「おう！今度からは距離感とか気をつけるよーにすっから！…んじゃ、練習戻るわ。お前も早く戻れよー」




そう言って、西谷先輩は体育館へと姿を消した




・



・




ｽﾞｷﾝ…




ｽﾞｷﾝ…







貴「…な、んで……っ」



なんでこんなに…









胸が苦しいの…？

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