第051話・新必殺技 ページ5
翌日。朝食後、全員が揃っている食堂でミーティングが始まった。オーストラリア、カタールの2戦を戦い抜き、世界のレベルを痛感した円堂たち。決勝戦はこれまで以上の激しい試合になるだろうとの見解で、吹雪と土方の2人と風丸に新必殺技を編み出すよう伝えた。
風丸は以前代表選考の際に見せた突風をより磨くようにと。すでに個人練習が出来るよう久遠に許可を貰っているようだ。
「連携必殺技か……」
すると綱海が「なんか面白そうだな！ 俺たちもやってみっか！」と隣にいた壁山の肩を叩いた。無論、そんなこと予想もしていなかった壁山。指名され食べ物をのどに詰まらせかけた。
「ﾝｸﾞｯ お、俺っスか！？」
「何だよ。嫌なのかよ？」
「いや別に、嫌って訳じゃないっスけど……」
「いいんじゃない？ 意外性があって面白そう！」
「確かに。Aの言うことも一理あるな」
Aと鬼道が同意すると壁山の顔が青くなった。
そしてユニフォームに着替え、準備運動を終わらせ早速グラウンドで吹雪と土方が試し打ちをする。もちろん、最初から上手くいくことはないため、円堂、吹雪、土方で集中的にやっていくようだ。
そして問題は飛鷹だ。練習中にぼーっとしていたようでトラップミスをした。
「とーびーたーかー…？」
「す、すみません！ 走って来ます！」
「それで上手くなるわけないでしょ」
とAは飛鷹の練習に打ち込み始めた。
それを見ていたマネージャーたち。
「Aさんって本当に面倒見がいいんですね」
「男性だったきっとモテモテでしょうね！」
「？ Aさんならこの間────」
秋が目撃した光景は、エイリア学園との戦ってしばらくたった頃にとある学校の女子生徒がAに赤面しながら手紙を渡している光景だった。
彼女は、女子生徒に対し「ありがとう、ここ見てもいい？」と微笑んだ。それに対し女子生徒が恥ずかしいから、と首を横に振った。それに対し、
「でも、返信できないかもしれないよ？」
「…あ」
返信が貰えると思っておらず、腰を抜かした女子生徒が同じ学校の友人らしき人に連れられ帰って行ったという──────
「なんというタラシ精神！ さすがです、Aさん！」
はっちゃける春奈の声がどうやらA本人に聞こえたようで、遠くから「どーしたー？」と尋ねられた。
「な、なんでもないですぅー！」
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夜空(プロフ) - 続き楽しみにしてます。天界の使徒の方で。 (2022年8月27日 23時) (
レス) @page44 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ(プロフ) - これからも続きを楽しみに待ってます！アフロディ好きやわ〜( ＾＾ )あ、天界の使徒に一票！ (2022年8月27日 22時) (レス) @page44 id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - これからもイナクロ編やGO編を楽しみに、陰ながら応援しています！まだまだ暑さが残りますのでお体に気をつけてお過ごしください、！ (2022年8月27日 16時) (レス) @page44 id: afad41e22a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - コメント失礼いたします...！いつも更新される度に即飛びついて拝見させていただいています。元々アンケートはアフロディに投票していたのですが、今回の告白編を読んでさらに好きになりました。アフロディに500票ぐらい入れたいです。笑 (2022年8月27日 16時) (レス) @page44 id: afad41e22a (このIDを非表示/違反報告)
サカナ - 素晴らしい作品をありがとうございます!応援してます‼︎ (2022年8月25日 2時) (レス) id: 1825304d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2022年5月30日 16時
