第217話・新ユニフォーム！ ページ29
翌日。瓦礫が完全に撤去された雷門のグラウンドでマネージャーたちが「じゃーん！」と円堂、立向居の2人の新しいユニフォームを見せてくれた。
「雷門イレブン大変身ということで！」
「円堂くんと立向居くんの新しいユニフォームを用意したわ！」
「ありがとな！」
「ありがとうございます！」
早速ユニフォームを着替える2人。立向居はとても似合っているがどこかユニフォームに着られている感がある―――つまり、かわいい(語彙力低下)
「しっかし円堂は新鮮すぎない？」
「俺も半袖なんてひっさしぶりだよ！」
GKのユニフォームは色が濃いためか、首まできっちりあるからか鎖骨が見える円堂はとても新鮮であった。Aはしばらく慣れなさそうである。
「何だか気が引き締まりますね！」
「決まってるぜ、立向居！」
「お、おお…俺！ 今まで以上にマジン・ザ・ハンドを鍛えて鉄壁の守りになります！」
気合の入る立向居に円堂は、彼にやってほしいことがある、と伝え究極奥義の示された円堂大介のノートを出した。
「円堂さんこれは…」
「俺からお前に。この究極奥義を託す」
立向居は円堂の大切なノートに書かれた究極奥義を、自分がもらっていいのか、という困惑と喜びと驚きで声が上ずり再度円堂に確認した。円堂は無論笑顔で「ああ！」と答えた。
立向居にノートが渡され、キラキラしていた立向居の顔が段々と陰っていく。そして覇気のない声で円堂を呼んだ。
「円堂さん…」
「うん！」
「……読めません」
「あり！？」
円堂は大介の字がおっそろしく汚いこと忘れていたようだ。苦笑いをしながらノートに描かれた必殺技の解説をしていく円堂。
ムゲン・ザ・ハンド、と称される必殺技は究極奥義とされるもの。それに対し立向居は円堂が覚えなくていいのか、という意味で再び「いいんですか？」と聞き返した。
「今俺が覚えないといけないのはリベロ技だ。だから、この奥義はお前に覚えてほしいんだ！」
「はい、頑張ります！」
第218話・シュタタタタ……？→←第216話・もっと強くなれるよ
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活字不足卍(プロフ) - 若いうちにやってみたいことの一つとして、バンジージャンプがある。でも咄嗟に腰が引きそうw (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 続きが読みたい!!(クソデカボイス) (2021年2月27日 15時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
田中優香(プロフ) - 楽しみ過ぎる(豪炎寺の復帰はアツいね) (2021年2月26日 1時) (レス) id: da5dc9d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2021年2月26日 0時
