第206話・ダイヤモンドダスト戦 その5 ページ18
初めてエイリア学園相手に雷門が先制した瞬間である。
「Aちゃん！」
「うぅおっ！？」
空から降りたアフロディは、Aに喜びを戦力アピールしているのかハイタッチではなくギュッと強めのハグをした。
「や、ヤメロぉ！ こんな公開処刑は嫌だぁ！」
「ご、ごめんね…でも嬉しいよ、ありがとう…Aちゃん…君のおかげだよ」
まだ先取点が決まっただけだというのに彼は涙目になり瞳を潤ませていた。
そんな彼を見てか一之瀬、土門、壁山にも変化が起き始めた。
「このユニフォームを着れば気持ちは一つ！ みんなで同じゴールを目指すんだ！」
「「おおーっ！！」」
先取点に勢いづく雷門。そんな中ガゼルは自身の髪をガシガシと乱暴にいじり始めた。
「…やるじゃないか…これが雷門と円堂守と戦って得た力だというのか…―――叩き潰してやるよ！」
絶対零度まで下がったような低い声を出すガゼル。
そんな彼を観客席から見ていたバーンは呆れていた。
「何やってんだよ、先に失点とかありえねーだろ」
「でもガゼルは感じとったみたいだよ」
「何を？」
「雷門…円堂守の力をさ」
「はぁ？」
「…言っただろ、戦えばわかるって」
「何だよ！ アンタはいつも勿体ぶりすぎだぜ…」
ヒロトの視線は真っ直ぐ円堂を見つめていた。
試合が再開されるとガゼルが人差し指を立て腕を振り下ろした。そこからのダイヤモンドダストの猛攻は恐ろしいものであった。
「動きが速くなった！」
Aも戸惑うほどの力で手抜きをしていたダイヤモンドダストがガゼルの一振りで本気で雷門を潰しに来たのだ。
「凍てつくがいい！」
絶対零度の氷がボールを覆いガゼルの回し蹴りにより放たれた。
「�爛痢璽競鵐ぅ鵐僖�ト�瓠�」
イプシロン改との戦いの中、進化した正義の鉄拳を円堂は発動するが当然のようにノーザンインパクトはグングニルよりパワーがあった。正義の鉄拳は打ち砕かれ、ダイヤモンドダストに1点が入った。
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活字不足卍(プロフ) - 若いうちにやってみたいことの一つとして、バンジージャンプがある。でも咄嗟に腰が引きそうw (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 続きが読みたい!!(クソデカボイス) (2021年2月27日 15時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
田中優香(プロフ) - 楽しみ過ぎる(豪炎寺の復帰はアツいね) (2021年2月26日 1時) (レス) id: da5dc9d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2021年2月26日 0時
