第179話・大海原戦 その4 ページ40
ボールは鬼道から、一之瀬へ渡る。
「シュートだ、A！」
ボールを受け取ったAは大海原のDFを抜きブラフマーストラを撃ちこみ、雷門が2点目を入れた。
「よしっ！」
「イェェエエイ！！」
「……」
2点目を入れられても尚、雷門以上に歓声を上げる大海原。
そこから再び大海原の攻撃が始まる。シュート全てをセーブする円堂は心底、楽しそうだ。
そんな彼を見て綱海もまた、影響を受けボールを取ろうとするが抜かれてしまう。
赤嶺のスライディングでボールがフィールドの外へ。とそこで鬼道がフォーメーションチェンジをすると言い出した。
「一之瀬をFWに上げて、一之瀬とリカとAのスリートップで行く！」
するとリカ、一之瀬と同じポジションが相当嬉しかったのかAの存在を忘れ「最強コンビ」と言った。
特に気にしてはいないAだが、背後にいるAの存在に気付いたリカが「も、もちろんジョーダンや！」と焦って弁明した。
「そうか、攻撃重視で流れを変えるんだな！」
突然のスリートップに首を傾げていた円堂だったが、鬼道の意図を理解し鬼道もまた頷いた。
立向居のスローイングで試合が再開され、鬼道から塔子へボールが渡る。再び綱海が止めに入る。塔子は綱海をかわし鬼道からの指示で、一之瀬をパスを出す。
更に鬼道は、ゲームメイカーとして指示を出していく。
吹雪、壁山、木暮と高速のパスで大海原を翻弄する雷門。ボールはリカへ渡る。
「畜生！ 今度こそ！」
綱海がボールを奪おうと前へ出る。
「綱海出るな、スルーしろ！」
「！」
音村から綱海へ指示が出た。
「4ビート、赤嶺！」
赤嶺がリカからボールを奪い、綱海へパスを出す。
すぐさま塔子のチャージが襲う。
「東江に！」
「こっちだ、綱海！」
綱海は東江にパスを出し、上手くボールが渡る。
「よし、いいぞ綱海！」
どこか孤立していた綱海を、音村が上手くチームに調和させ再び試合の流れが変わった。
その後、雷門と大海原の攻防は続き、一之瀬からボールを奪った綱海がツナミブーストにて得点を狙うが、円堂が正義の鉄拳らしきものを出しゴールを死守し試合は終了した。
第180話・究極奥義の手応え→←第178話・大海原戦 その3
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活字不足卍(プロフ) - 若者よ、歯磨きは大事だ。歯だけは、大切にしなさい。 (2022年6月9日 1時) (
レス) @page50 id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
田中優香(プロフ) - 今後の展開に目が離せません(更新ありがとうございます！) (2021年2月25日 0時) (レス) id: da5dc9d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
焔 - 更新ありがとうございます！！！すっっっっごく好きな作品なので嬉しいです！！！ (2021年2月25日 0時) (レス) id: 3ce071c9ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 更新したー!!めっちゃ楽しみしてました！ありがとうございます！続きも気長に待ってます！ (2021年2月24日 2時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
田中優香(プロフ) - 続きが気になる(いつでも更新待ってます！) (2020年12月31日 15時) (レス) id: da5dc9d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年10月11日 19時
