第161話・沖縄上陸！ ページ21
数時間の船旅を経て雷門イレブンは―――
「雷門イレブン！ いよいよ沖縄上陸だ！」
「「おおー！」」
照り付ける暑い太陽、綺麗なマリンブルーの海が雷門イレブンを歓迎してくれた。
そして炎のストライカーが出ると言う噂のある近くの公園にキャラバンを止めた。
円堂は立向居に豪炎寺との出会いやどんな試合でも必ず彼が、決定打になる得点をしてくれたことを話した。
それを聞いて立向居は、早く豪炎寺に会いたくなったという。
「探すしかない。地上最強のサッカーチームになるためにもな」
「うん」
「響木さんの情報じゃ、このあたりにいるんだろ？ 炎のストライカーは」
「だからここキャンプを張って徹底的に捜すぞ！ みんなで聞き込みだ」
聞き込みと聞いて壁山が瞳をキラキラさせまるで刑事のようだ、と言い目金と刑事のまねごとを始める。
「手がかりは炎のストライカー。このあたりの浜辺でさながら炎を纏ったようなすさまじいシュートが何度も目撃されたとのこと」
「とはいえ、これだけの情報では難しい。他に手がかりはないんですかねぇ」
キラーンと目を光らせ夏未を見る。夏未は呆れながら「ないわ。今のところはね」とハッキリ言った。
「瞳子監督は？」
「後で合流するって。監督もめぼしい情報は得られていないみたい」
「そうか」
情報が炎のストライカーと称され、このあたりの浜辺で目撃があるというだけ。
雷門の空気は先ほどまで明るい雰囲気だったが、よくよく考えたら上記だけの情報ではさすがに無理が過ぎると思ったのか、暗く沈んだ。
それを察しが秋は
「みんな、気合い入れていこうよ！ みんなで探せばきっと手がかりが見つかるわよ！」
と元気づける。
「秋の言うとおりだ！ 頑張ろうぜ！ 勿論、特訓も忘れないようにな！」
「「ああ！/おう！」」
「ところでさっきからAの姿が見えないけど…」
「ああ、彼女ならダウンしているわよ」
「え？」
木陰でリストラされたサラリーマンのように項垂れているA。
「あ”ーーーあぢー…しんじゃうかもー」
野太い声を出しまるでおっさんのようだ。
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活字不足卍(プロフ) - 若者よ、歯磨きは大事だ。歯だけは、大切にしなさい。 (2022年6月9日 1時) (
レス) @page50 id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
田中優香(プロフ) - 今後の展開に目が離せません(更新ありがとうございます！) (2021年2月25日 0時) (レス) id: da5dc9d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
焔 - 更新ありがとうございます！！！すっっっっごく好きな作品なので嬉しいです！！！ (2021年2月25日 0時) (レス) id: 3ce071c9ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 更新したー!!めっちゃ楽しみしてました！ありがとうございます！続きも気長に待ってます！ (2021年2月24日 2時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
田中優香(プロフ) - 続きが気になる(いつでも更新待ってます！) (2020年12月31日 15時) (レス) id: da5dc9d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年10月11日 19時
