第078話・ヴァジュラ ページ32
「……Aのことを知っている…？」
全国大会で優勝し、名前も売れている円堂たちのことは一切名前で呼んだことがないエイリア学園の宇宙人たち。だが彼らは何故かAの名前ばかりを知っていた。それが風丸には疑問でしかなかったのだ。
「さあどうする？」
「…撃てばいいのか？」
「そうだ」
「………いいだろう、後悔するなよ」
ゴール前までドリブルをするAにイプシロンの誰もが寄り付くことはなかった。
「…行くぞ！」
「来い！」
「�爛屮薀侫沺璽好肇蕁宗宗宗�
「�爛錙璽爛曄璽覘瓠�
「ヴァジュラ�瓠�」
Aは放ったのは、ブラフマーストラだがブラフマーストラにあらず。
火炎と雷撃を渦を巻くように纏ったシュートが『ワームホール』と激突し空気を振動させすさまじい風を起こし白煙が周囲を覆う。
「…この程度、やれれるような奴じゃないか…」
白煙が晴れるとデザームが両手でボールを押さえつけていた。地面には幾分か後ろに押された跡がある。
「確かにこの程度では、まだ点はやれんな」
「言うじゃないか」
「まもなく3分。我々は次の一撃をもってこのゲームを終了する」
「また勝手に決めてるし」
Aが時間を多少稼いだことで倒れていたメンバーが立ち上がり出した。
「聞け人間共 ！我らは10日の後にもう一度勝負をしてやろう」
「10日？」
「…だが、お前たちは勝負のその日まで、果たして生き残っていられるかな？」
ニヤリと笑うデザームに鬼道がどういう意味なのか問うが無論返答はなく持っていたボールを地面に降ろしボールを蹴った。それは勢いよく円堂の守るゴールへ一直線に向かう。
さすがの暴風にAも近づけなかった。
シュートの向かう先には木暮がいて、彼はシュートを背に逃げる。
「木暮！ 伏せてろー！」
すると木暮は倒れていた壁山に足を引っかけ転びそうになったところへシュートが、彼の脚に絡みそのまま彼は回転すると巨大な竜巻が上がりデザームのシュートを止めたのだった。竜巻が止むと先ほどまでいたイプシロンが消えていた。
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活字不足卍(プロフ) - ｱﾘｶﾞﾄｰｱﾘｶﾞﾄｰ 今日もコーラが美味い！ (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 54話はた○く細胞のことですよね？それにしても本当にこの小説好き!! (2021年1月25日 20時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 作者さん、ボロくそ分かるぞそれv2さすがにそこまでは、いかないけども確かにさっくん(佐久間)も好きじゃ。でもね我の最推しは、神様仏様 "照美様" です！！(語彙力なくてすみません) (2019年8月8日 10時) (レス) id: baae3e32b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年7月31日 0時
