第065話・漫遊寺中 ページ19
ジェミニストームに勝利した痕、新たなエイリア学園の使者イプシロンが姿を現した。吹雪を加えた雷門イレブンは、道の駅で休憩をしていると瞳子から京都の漫遊寺中という中学校にイプシロンの襲撃予告のあったという。
「聞いたことない学校だな…」
「確かフットボールフロンティアにも参加していなかったわね」
「はい。Aさん知ってますか？」
「知っているよ」
「さすがのAさんでも知らない……て知ってるんですか！」
知らないだろうと高をくくっていた春奈も驚愕の返事。
「漫遊寺は、学校のモットーが心と身体を鍛えること。だからサッカー部の対抗試合はしないんだけど、フットボールフロンティアに参加していれば…間違いなく優勝候補に挙がるほどの実力のあるチームなんだよ」
優勝候補にも挙がるほどのチームであることを知った雷門の面々は驚きを隠せずにいた。
「厳しい修行で鍛え抜かれた強靭な身体。研ぎ澄まされた心。漫遊寺のサッカーは、スピード、パワー、何をとっても超一流なわけだよ(フットボールフロンティアにいたらあの人の餌食になっていたかもしれないね…)」
「イプシロンは無差別に学校を襲っていたジェミニストームと違い、隠れた強豪校に照準を定めてきた。イプシロンを倒せば、エイリア学園の本当の狙いが分かるかもしれないわね。すぐ漫遊寺へ向かうわよ！」
「はい！！」
休憩もそこそこにイナズマキャラバンに乗り込んだAは早速京都へ向かった。
そして一日以上をかけやっとたどり着いた漫遊寺中。イプシロンの予告があったため戦々恐々としている、かと思えばクレーターが出来ている意外、これといってイプシロンの予告をまったく気にしている様子がない。
「なんか、のんびりしているよな…」
「襲撃予告なんてまったく気にしてない感じ…」
「兎に角、サッカー部を探そうぜ」
「サッカー部なら奥の道場みたいだよ」
背後から吹雪が教えてくれた。振り返ると吹雪の両脇には漫遊寺の女子生徒が二人が頬を染めてその場にいた。
「どうもありがとう」
「どういたしまして」
「また何かあったらよろしくね」
「はあい♡」
「モテ男、しかも自覚なしのたらしだったなんて……吹雪士郎！ おそろしい子！」
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活字不足卍(プロフ) - ｱﾘｶﾞﾄｰｱﾘｶﾞﾄｰ 今日もコーラが美味い！ (2022年6月9日 1時) (
レス) id: 63abfde266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 54話はた○く細胞のことですよね？それにしても本当にこの小説好き!! (2021年1月25日 20時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 作者さん、ボロくそ分かるぞそれv2さすがにそこまでは、いかないけども確かにさっくん(佐久間)も好きじゃ。でもね我の最推しは、神様仏様 "照美様" です！！(語彙力なくてすみません) (2019年8月8日 10時) (レス) id: baae3e32b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2019年7月31日 0時
