第287話・悪魔め ページ25
イナズマジャパンが試合に勝ったことでセインたちをおかしていた邪悪な力が収まり、円堂と和解した天空の使徒たちがそこにはいた。
「感謝するぞ、円堂」
円堂に感謝の言葉を述べるセインは、指名によりデスタたちを封印すると宣言する。
「待った！」
「？」
「サッカーは指名とか、そんなんでやるんじゃない！ もっと楽しいものだぜ」
「お前…」
セインが呆気に取られている間にデスタたちが逃げた。扉の先へ行こうとしたのを、Aが追いかけていく。
「A！」
「待て！ 危険だ！」
鬼道とセインが止めに入る。
わざわざデスタの元へ赴き今にも逃げようとする魔界軍団Zを前に彼女は微笑んだ。
「━━━ありがとう」
「ッ」
「きみたちは、よくやってくれたよ。
きみたちのお陰で、イナズマジャパンはまた強くなった！
━━━━━━ありがとう！」
それはただ心からの感謝の言葉だった。
穏やかな声、ゆるやかな口調、怖いほどの優しく美しい笑みを浮かべ紡がれた言葉に足の先から悪寒を感じ、デスタはキッとAを睨んだ。
「━━━悪魔め」
そう吐き捨て魔界軍団Zを隠すようにデモンズゲートの扉が閉じた。
「何もされなかったか？」
「え、なんか…悪口？ 言われた」
デスタの真意を知らぬままAの安否を心配したセインに首を傾げながらそう伝えた。
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小町 - この作品が完結したら引退なさるんですか！？(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡GOなどのお話は書かれないのでしょうか？主さんの作るお話はとても面白くて読んでいて楽しかったので残念です完結まで頑張ってください!この小説が大好きです！！！ (11月19日 20時) (
レス) id: b2c10b1855 (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん - この作品が大好きです。言いたいことは沢山あるのですが長くなりすぎるのも迷惑になってしまいそうなので簡潔に。主人公ちゃんのこれからをずっとずっと楽しみにしています。作者様が無理をなさらない範囲でこの作品が長く続くことを楽しみに、応援しております。 (11月5日 2時) (レス) @page27 id: 784e24571d (このIDを非表示/違反報告)
神月ティアナ(プロフ) - ほとんど前触れがなく気づいたら不動が推し活を始めていた！シリアスよりシリアルな主人公ちゃん好き、確かに主人公がドMでないところ以外は確かに類似している！ (11月4日 20時) (レス) @page27 id: 7ac5013380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2023年11月1日 17時
