第265話・集結 ページ3
こうしてライオコット島『魔王伝説』講座は終わり、練習を再開することとなったイナズマジャパン。
やはり剥き出しのまま練習に参加するのは危ないこともあって、マネージャーたちに協力してもらいテーピングで固定し、ぐるぐる巻きにした。
「ぶ…不格好ですね…」
「仲間に怪我を負わせるよりマシだよ」
苦笑する春奈と秋は練習に加わるAを見送った。
Aは円堂たちとシュート練習に加わった。
「ねえ豪炎寺、ダブルドライブの精度上げたいんだけど付き合ってくれる？」
「ああ！」
「うっし！ 円堂ー、ダブルドライブやるよー！」
「おう！ 来い！」
しばらくダブルドライブの精度上げるのに集中してやっていると、グラウンドの入り口にフィディオが立っていた。
「フィディオ！」
「マモル！」
「何だよ突然！ あ、そうだ！ 一緒に練習しないかー！」
決勝トーナメントで戦う相手にも関わらずフィディオを誘う円堂は、とても「らしい」。
フィディオはそれを快く受け「ボールをくれ！」とフィールドに入ってきた。
ボールを受け取ったフィディオは、右へと蹴るとテレスが受け取り、更に反対側にはマークとディラン、そして
「エクスカリバー！」
エドガーがシュートを打ってきた。
「イジゲン・ザ・ハンド改！」
エドガーのエクスカリバーを完全に止めて見せた円堂にエドガーは「見事だ」と笑った。
ベンチでその様子を見ていたリカは感激の黄色い声を上げた。
「きゃ〜♡ イケメン軍団や〜！ ダーリンを失ったウチに早速ウチにこんなイケメン授けてくれるやなんて早速ご利益あったで〜〜〜！」
吹っ飛ばされた目金は「別にリカさんのために来たわけじゃ…」と呟いた。
閑話休題。
「マモル！ 彼らはジャパンのみんなに言いたいことがあるそうだよ」
「言いたいこと？」
「まずは、イナズマジャパンの決勝トーナメントの進出決定にイギリスを代表してエールを送りたい。おめでとう」
穏やかな口調と声色で賛辞を送り手を差し伸べるエドガー。
「エドガー…！ ありがとう！」
と円堂が握り返す。
第266話・謝罪→←第264話・ライオコット島『魔王伝説』2
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小町 - この作品が完結したら引退なさるんですか！？(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡GOなどのお話は書かれないのでしょうか？主さんの作るお話はとても面白くて読んでいて楽しかったので残念です完結まで頑張ってください!この小説が大好きです！！！ (11月19日 20時) (
レス) id: b2c10b1855 (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん - この作品が大好きです。言いたいことは沢山あるのですが長くなりすぎるのも迷惑になってしまいそうなので簡潔に。主人公ちゃんのこれからをずっとずっと楽しみにしています。作者様が無理をなさらない範囲でこの作品が長く続くことを楽しみに、応援しております。 (11月5日 2時) (レス) @page27 id: 784e24571d (このIDを非表示/違反報告)
神月ティアナ(プロフ) - ほとんど前触れがなく気づいたら不動が推し活を始めていた！シリアスよりシリアルな主人公ちゃん好き、確かに主人公がドMでないところ以外は確かに類似している！ (11月4日 20時) (レス) @page27 id: 7ac5013380 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：活字不足卍 | 作成日時：2023年11月1日 17時
